『なぜ美容だけは残ったんだろう』
これまでの人生で
やってみたいと思ったことは
いろいろやってきました。
興味を持って始めたこともあれぼ
夢中になって学んだこと
これを仕事にできたらいいなと思ったこと。
その時は本気だったのに
いつの間にかやめてしまったことも
たくさんあります。
飽きてしまったものもあれば
思っていたのと違ったものもある。
うまくいかなくてやめたことも
環境が変わって続けられなくなり
自分から手放したこともあります。
そんな私なのに
なぜかいつも美容だけは残りました。
メイクもスキンケアも
離れた時期があっても
また戻ってくる。
新しいことを知ればもっと知りたくなるし
学べば学ぶほど
まだ知らないことがあることに気づく。
これはどのジャンルでも
そうかも知れませんね。
たぶん私は
ただきれいになることが
好きなだけではないんだと思います。
ほんの少し肌の調子がいいだけで
気持ちまで明るく嬉しくなったり
メイクをして
今日ちょっといい感じと思えたら
背筋まで少し伸びたり。
そしてこれは
サロンをしていた時に感じたのですが
誰かがきれいになって
その人の表情がふっと変わる瞬間を見ると
こちらまで嬉しくなったりもしました。
美容って
外見を整えるだけではなくて
自分を大切にすることや
自分をもう一度好きになることにも
繋がっているような気がします。
昔はきれいに見られたいが
大きかったような気がしますが
今は少し違います。
シワもたるみも白髪も
これまで生きてきた時間ごと受け入れながら
今日の自分をちょっと素敵にしてあげよう
そんなふうに思えるものになりました。
いろんなことを始めてはやめてきた私が
それでも美容だけは手放さなかった。
というよりも
何度離れても美容の方へ戻ってきたのですが
それが今になってとても不思議で
ちょっと面白く感じています。
これは長年美容の仕事を一緒にしてきた
仲間にはわかってもらえるかも。
もしかしたら
ずっと好きでいられたものって
「これを仕事にしよう」と決めて
残ったものではなくて
何度遠回りしても
気がつけば
自分のそばにあったものかもしれませんね。
これから美容が
私にとってどんなものになっていくのか
まだ私にはわかりません。
でもひとつだけわかるのは
やっぱり私は美容が好き。
今日から13年目
紆余曲折しながら
最後まで残ったこの『好き』を
これからは大切に育ててみたいと思います。
