部活の大会が近くなって来た冬。
なかなか上手く行かない事が有り
私は先生に相談を持ちかけた。
先生は快く受け入れてくれた。
「帰り家まで送るから、駅の近くで待ってて。」
部活が終わり、いつも一緒に帰るメンバーには理由を作って
私は駅近くの人目に付かない場所で先生を待つ。
「遅くなってゴメン。行こうか。」
ドキドキしながら助手席に乗る。
「どーしたの?何か悩み?」
緊張しながらも部活で上手く行かない事を話す。
きちんと話せていなかった気もするけど。
先生はさすが元プロだな。
っていう位納得できるアドバイスをくれる。
家に着く前に先生は近くの公園に車を止めた。
もう夜になっていたから外は真っ暗。
でも星がすごくキレイな夜だった。
二人ともシートベルトを外し、星を眺めた。
「まぁさ、こういう事って結局は気持ちの問題だよ。こうやってボーッとするだけでも気持ち、変わらない?」
心がスーっと楽になった。
自然に涙がこぼれて来た。
先生は私を見つめながら笑顔で
「おいで。」
と肩を抱いた。
おいでって反則だよね。
私が言われたいセリフNo.1だし(笑)
先生に抱きしめられて
頭が真っ白になった。
自分の鼓動が先生にも伝わっていたかな?
先生の顔が私の顔に近くなってくる。
そして
キスした。
大人のキス。
少女漫画のような出来事。