今日は、読書スピードが受験にどのような効果があるかというお話しをシェアしたいと思います。


日本人の平均読書スピードは1 分間に400~600文字程度といわれています。

「試験」には分速2,000~4,000字あれば充分で、「学習」には分速4,000~8,000字あれば充分と川村先生はおっしゃいます。



   
大学入試センター試験の国語の問題では18,000字前後の文字数が使われています。

そうすると、試験開始から冒頭1時間の時間の使い方は、

分速400字  ⇒ 問題を読む時間 45分、問題を解く時間が15分。

分速4,000字 ⇒ 問題を読む時間 4~5分、問題を解く時間55分。

問題を読む時間だけでも40分の差。

分速400字の方の1時間の読書・勉強量に対して効率として10倍。

分速8,000字 ⇒ 問題を読む時間 2.5~3分、問題を解く時間57分前後

ということになります。

 
試験中は、何回も問題文を読み返すのが通常ですし、

文章をより正確に把握して正解を導くためには、

何回も問題文を読み返すのがコツです。

より多くの量を短時間で読める方のほうが高い点数を取りやすく、試験に合格しやすいように出来ています。


夏休みも終わり、大学受験、高校受験、中学受験、はたまた小学校受験に向けて時間がなくなってきました。

また、国家試験の本番を迎える方も多くいらっしゃると思います。


本番に向けての勉強の参考になれば幸いです。