【東日本大震災を振り返って】

昨日は3.11。
未曾有の震災から6年が経ちました。

この場をお借りして、震災で亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。
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代表の私、氏家は仙台で被災しました。

この震災を経験したことで気付いた
『命の尊さ、人の温かさ、協力し合う事の大事さや人間の強さ』

こんな気持ちが原点で、
『心も体も健康に』を理念に仕事であり志事をさせていただいております。

震災後、余震も続き携帯の地震を知らせる音が鳴るたびに、恐怖と不安で眠れない日々。

家に帰れくなってしまった
20人程のスタッフとオフィスで1週間寝泊まりする中

私の家族は埼玉にいたので安心でしたが
そのスタッフたちを守ることだけを考えて
みんなが寝た後も眠れませんでした。

震災から一週間後、新潟の知り合いの会社さんにお世話になることになり、スタッフたちを連れて移転して

久々のお風呂、久々の灯りの付いた街を見て
安心と同時に緊張の糸が切れてしまい
その後、ボロボロになってしまいました。

スタッフたちには見せない様に頑張ってはたけど、トップのスタッフには弱音も吐いちゃった時もありました。

とにかく『不安』で仕方なかったです。

私は震災から一週間後に宮城を離れたので、その場にいた方々に比べたら、比べ物にならないぐらい普通の生活を出来ていたけれど

テレビから流れる体育館などに避難している方々の事を思うと、何だか逃げたみたいで申し訳ない気持ちもありました。

あそこに残って、自分に出来ることがあったんじゃないか。って、自己嫌悪を感じる事も沢山ありました。


6年目の3.11を迎え
当時、もし『ゆるゆるセラピー』があったら、少しは被災された方の心を癒せたのかな?想いを巡らせていました。

日本という国は地震大国です。

いつどこで、大きな地震が起こるかわかりません。

とくに災害後のストレスケアは、
とても大きな役割を果たすと思います。

いつ何時、東日本大震災や熊本の震災と
同じ規模の災害が起こるか分かりません。


“何かが起きた時に、何が出来るか”


これは震災から学んだことです。

非常時に備える心構えをとして
このゆるゆるセラピーが
必ず多くの人のケアに繋がると
私は自負してます。


ゆるゆるの技術は、
災害後のケアの1つとして受け取ってもらいたいのです。


ただ、今はゆるゆるのセラピストさんの数も足らないし、教える人も少ない。


何かが起こる前に
そして災害が起きた時も、不安を和らげられるように。


だからこそ、ゆるゆるを1人でも多くの人に
お伝えしていきます。


それが3.11を経験した私の役割だと
心から感じているから。


今私たちは、そんな気持ちに共感してくれる仲間を探しています!


沢山の方々のお役に立てる日が来る事を信じて!
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