急遽、ほんとに急遽なんですが、
新潟に行く事になり、中々会えなくなるのと、スタッフの荷物を取りに行く為に、大河原という所にばあちゃんちがあるので行って来ました車

行くまでに、被害が酷かった名取の仙台空港の近くを通るんですが、
始めて目の当たりにして

…もう言葉が出なかったです。

一面水で、道の枠だけはなんとなく残ってて、後は海みたいで
形を変えた車や巨大なガスのタンク
大木や船のカケラ…

あり得ない光景でした。

そして、大河原からオフィスに戻り
新潟に行く前に、まだご両親と会えてなかったスタッフを乗せて東松島にある避難所の中学校に行きました。

辺りは真っ暗。
何の灯りもありません。
車でも怖いくらいの闇の中に
中学校がありました。
名簿でご両親がいる部屋が分かり
向かって部屋を開けるやいなや
ご両親がスタッフの名前を呼びながら
泣いて抱き合っていました。

連絡手段のない場所で、息子の安否をずっと心配してた心労は計り知れません。
私も泣いてしまいそうだったです。

スタッフのお母さんとお姉さんは
地震の直後、非難場所に指定されてた
学校の体育館にすぐに向かったそうです。
そして無事だった事にホッとしてた矢先、津波が更に来て、体育館の中に大量の水が流れ込んで行き、お母さんとお姉さんは、ステージのカーテンに必死にしがみ付いて助かったらしいです。

目の前で流されて行く子供やお年寄りを助けるにも助けられなかったショックで、精神的にかなりやられていたそうです。

実際にそんな壮絶な体験をして、更に真っ暗で寒い学校の中で過ごしている沢山の方々を見たら

私はなんて贅沢な生活をしてるんだろう。
ガスなんか出ないのなんかどうでも良い!!
食べものが中々買えないなんて…

本当に、何もなくなってしまった人々が沢山います。

新潟に行って、仕事が落ち着いて来たら、必ず被災された方々の役に立つことをする!!!

その為に私は生き残ったんだ!!!
その使命を果たす!!!

と心から思いました。

みなさん、聞いて下さい!!!
被災地はTVで放送されてる程物資も全然来てません。
まわりと連絡を取る手段も少な過ぎます。
どうか、買い占めたりしないで下さい!!!

この寒い中、裸足で生活してるんです。
冷たくて硬い床に寝てるんです。

譲り合いの気持ちを持って
被災地の方々に一日も早く少しでも
楽にさせてあげて下さい!!!!!

心からのお願いです。



iPhoneからの投稿