出会いたい本 「魔物」大沢在昌 | 出会いたい本

出会いたい本 「魔物」大沢在昌


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身の黙示録的サスペンス
大沢在昌、渾身の最新巨編。


ロシアから密かに日本に持ち込まれた、一枚のイコン。
麻薬取引の現場から、犯人と共に消えたこの絵に描かれていたのは、ロシアでは聖人とも魔物とも言われている、伝説の存在だった……。

北海道の麻薬取締官・大塚に、ロシアと地元やくざとの麻薬取引の情報が入る。現場を押さえるため万全の態勢で臨む大塚。だが、ブツは押収したものの、麻薬の運び屋であるロシア人を取り逃がしてしまう。ロシア人は、銃撃による重傷を負いながらも、警官数名を素手で殺害し、町へ消えてしまった。あり得ない現実に、新種の薬物を摂取している可能性が考えられたが、犯人は逃走する際に一枚の絵を大事に抱えていたという。この絵は一体何なのか? 大塚はロシア人ホステス・ジャンナの力を借り、それがロシアの教会で百年にわたり封印されていたイコンであることを知る……。