意外にも早く返信がきた。



「おっつーキラキラボウズ(来客ゼロ)で暇あせる
私にも来たよ、健康食品一緒に売らないかって。もちろん断ったけどパンチ!連絡取れなくなって正解だったんよ、きっと。忘れんちゃい、そういうひとは」



仁美にも連絡していたとは。やっぱり誰でもいいんだな。
けじめをつけたいなんて、感傷的になってた私が馬鹿だった。タカヒロの記憶を洗い流すようにシャワーを浴びた。
帰宅するとすぐに資料を破り捨て、タカヒロのアドレスを拒否設定にした。やり場のない感情を仁美にぶつけた。
確か今日はスナック勤務のはず。メールを送る。



「仁美さん聞いて…
タカヒロさんから変な誘いが来たんよ…健康食品一緒に売らないかって。連絡くれなかった理由を教えるって言ったのに、全然答えになってないし、それよりこれ買わない?だって。私のこと好きじゃないんだってはっきりしたけど、やっぱりなんか辛いよ…あれだけ好きだったのに、こんな終わり方って嫌だ…」
「うん…考えときます」

本当はやる気なんてさらさらなかったが、とりあえずこの場を乗りきるにはそう言っておくのがベストだと感じた。

風邪気味で体がだるいからと帰してもらった。タカヒロとのことを綺麗な想い出のままにすればよかった。会ったことを後悔した。