たくさんの感染症
20XX/XX/XX
昨日培養しておいたものが培地に生えてきた。帰る頃には培地が緑色のふわふわしたものに覆われてしまった。アルペルギルスにまちがいないようだ。顕微鏡でも確認してみた。結局、あのグレイトホーンドアウルは、最終的にアスペルギルスにかかって呼吸が苦しくなっていたみたいだ。
エイビアンポックスにかかったレッドテイルドホークのレーザーによる処置がDr.アンダーソンによって行われた。処置を見ることはできなかったが、処置後の鳥をみた。
病理専門医のDr.アノとアイリンによるウエストナイルウイルスの去年の5症例についてのプレゼンテーションをきいた。グレイトホーンドアウル、レッドテイルドホーク、バルドイーグルなどがウエストナイルウイルスにかかっていたようだ。疑わしいものは、高濃度のNSAIDSを使って治療を試みるらしい。
久々に担当のグレイトホーンドアウルの処置をした。レントゲンを撮ったところ、なんと尺骨の肘関節近くで新しい骨折が起こっていた。そのため、またボディラップをした。でも、そのボディラップはすぐにフクロウにとられてしまい、グレッグにしっかりと巻きなおしてもらった。新たな骨折はひびだけで、ずれているわけではなく、くっつくまでに少しまた時間が必要となるだろう。
昼間には、アイリンとパウラによるグレイトホーンドアウルの上腕骨開放骨折の整復手術があった。今回は、途中で麻酔係をやることになったが、途中で気管チューブが外れていたため、小さいやつを入れなおした。トラブル発見・対処もそれなりにできるようになり、麻酔管理も少しずつ慣れてきた。
いつの間にか担当となったターキーヴァルチャーのリリース(放鳥)が決まった。今週の土曜日にリリースすることになった。
6時40分に終わった。感染症についてたくさん勉強した日だった。
レーザー治療後のレッドテイルドホークの足。黒いところがレーザーをあてたところ。
新しいひびが見つかったので、またしっかりボディラップをします。
飛行訓練と針治療
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担当の鳥の処置はなく、またマーシャにハンドリングを習った。
はじめにレッドテイルドホークを捕まえて、体重を測って、処置をしてケージに返すまでをやった。いつものようにグレイトホーンドアウルもやった。今日は全部で4羽のハンドリング。
途中抜け出して、バルドイーグルのリリースのための飛行訓練を見に行った。すぐ近くでやるのかと思ったら、車に乗ってコモパーク(コモズーのある公園)まで行った。ジェスとロープを足につけて、空中に投げて、数十メートル飛ばす訓練を計8回。この8回というのは、誰かが乳酸のたまり具合を測った結果決まったらしい。結構しっかりと飛んでいるような感じだったが、さすがにだんだんと疲れがでてきていたみたいだった。ちょうど、野生のレッドテイルドホークがすぐ近くで飛んでいるのも見た。
ラプターセンターに帰ってから、東洋医学の先生がきていて、レッドテイルドホークの針治療をやっていたので、見学をしながら、いろいろと話をした。
新しい患鳥で、イースタンスクリーチアウルという鳥がやってきた。光を当てても右目の瞳孔を確認できなかった。左肘関節のすぐ近く(上腕骨の骨端部)の骨折で、安楽死となった。ラフレッグドホークもやってきた。左眼がとても腫れていた。
今朝亡くなったスタベーション(飢餓、栄養不良)のグレイトホーンドアウルの剖検をアイリンに依頼されたので、午後に獣医学部の3年生に教えながら剖検を行った。異常が見つかったのは、筋胃粘膜の出血、そして小腸内にたくさんの回虫。その後アイリンが来て、鳴管付近を切ってみたら、アスペルギルス症らしい、緑色したカビのようなものがでてきたので、サブロー培地に培養しておいた。
夜6時半に終了。
針治療中。猛禽に対して東洋医学もやってるんです。足にたくさんの針が刺さっています。






