パンフレット発売日未定などでネタバレ自制の風潮がありますが、記憶が残っている内に投稿したい。しかし、既に登場キャラ名を忘却…。かろうじて『青サギ』のみ覚えています。

(パンフレット発売後にnoteの方へ、かなりネタバレ考察として投稿するかもしれません。)



 先日、ジブリの『君たちはどう生きるか』を観たのでネタバレ含め、備忘録として投稿。


何故なら、大事な機会だと感じたから。


実は、自身のアメブロページ名『きこえないぼくたちはどう生きるのか』は、書籍版『君たちはどう生きるか』からきています。


以下、『君たちはどう生きるか』を略し、最近見かける『君生き』にします。



 書籍版『君生き』に対しては、昔の一般的な子供たちに人生はどういうものかを伝えようとしている印象でした。しかし、そこに障害者などの姿はなく、今回の映画でも見当たらず。



 ジブリ映画版『君生き』は、第二次世界大戦中の日本を舞台にジブリらしいファンタジー面を入れていて、所々に過去ジブリ作の要素も感じられました。


けれど、主人公は書籍版の印象とは違っていた。

泣くシーンがあっても感じる、「強くあれ」というキャラクターの圧よ。

木刀を振り回すのはまだいい。弓矢も作れ、荒れる波を沈みながらも泳げ、挙げ句の果てに登ったりと身体能力が高過ぎてヒーローのようだ。戦時中の東京の子供ってこうなの?って思う(主人公補正だろうけど)。



 今はいかにテクノロジーを使いこなすか?になっていて、身体能力の事を忘れかけている。現代の人達は、主人公の行動に何を感じるのだろう。


ただし、現実には一般的なスタートラインですら立てない人たちがいる。

普遍的な悩みに加えて特有の悩みがあり、どう生きるかよりも目の前にある生活で精一杯だという人も。


私の特有の悩みは、きこえない事。人とのコミュニケーション問題は、永遠に付き纏います。

健常者が自然に出来ている『声でのやりとりで正確に違和感なく相手に伝わり、相手の言っている内容が100%理解出来る』という方法が出来ないからです。



 ジブリの宮崎駿監督作『紅の豚』に出てくるセリフで「飛ばねぇ豚はただの豚だ」がある。

それをジブリ映画版『君生き』に出てくる鳥になぞらえ、あえて「飛ばない」でなく「飛べない」を使った問いかけをしたい。


「飛べない鳥はただの鳥か?」

つまり、

「きこえない人はただの人か?」


飛べなくても鳥は鳥。だけど、きこえない人はただの人ではない。

飛べなくても生きられるが、世界に入れない孤独はきつい。


だから、きこえない当事者である私は問う。

「きこえないぼくたちはどう生きるのか?」と。




 いずれにせよ、人生の経験値によって見方が変化する映画ではある。子供たちは憧れ、学生たちは鼓舞し、社会人は失望し、高齢者たちは過ぎ去った時を思うのだろうか?

果たして、「君たち」とは誰に向けているのでしょうか?




以下、おまけ。

ジブリ版映画『君生き』のネタバレをギリギリ?抑えた感じの疑問点リストになります。

パンフレットを購入できたら、答え合わせをしたいと思います。※映画を観た方にはどの場面か解ると思います。



1.病院だけ燃えているように見えるのは何故?

※記憶違いかもしれない。

東京大空襲だというが、被害が拡がっていないのは不自然に思う。目立たさせるため?



2.母はどうなった?

→無数のドアの一つから、過去(〇〇しの後の一年後)に戻ったと思われる。

最後どうなったのか?は多分、ジブリ公式的には明らかにされないだろう。色々考えさせて楽しませたいからだとみている。



3.主人公は何故、自ら傷付ける行動を取ったのか?

→理不尽に対する方法の一つかもしれない。

理由を言わないのは、家族に遠慮か?



4.主人公は石をいつどこで手に入れたのか?

その石を持っている事がどう影響するか?

→ポケットから人形と共に出したのを見たキャラが驚いていた事と、忘れないのは僅かに力が残存しているみたいな事を話していた事から、両断された積み木の一部か?もしそうならば、何故?



5.青サギは結局どうなったのか?

→これが一番の謎かもしれない。

ポスタービジュアルのメインを張る位の存在感。

最後も含めて何故、外で〇〇出来たのか?インコたちはああなったのに。

後、サギは詐欺とも読め、嘘つき。成る程と思った。


炎のシーンが凄かったけど、インコとペリカンの大群シーンはしばらくトラウマになりそう。「鳥、怖い。」です。ヒッチコックの『鳥』かよと。