自身がnoteで投稿したとある記事に最近アクセスが伸びているので、関心度が高まっているのかなと思いこちらにも。
過去のnote主催キャンペーン『#思い込みが変わったこと』をテーマにした記事をそのまま転載したものです。落選しましたが、想いは伝えられたと思います。
私は聴覚障害者です。
かつての私は、『障害者同士、痛みを知ってるからこそ、わかりあえる』と思い込んでいました。
しかし、 別の障害を持つ人から憐れまれ、疎まれてしまった時がありました。
それなら、同じ障害者だったら、わかりあえると信じていました。
でも、本当は気が付いていたんだと思います。
実際は孤独が怖くて寂しくて、目を背けていただけだったから。
決定的だったのは、先日視たTVドキュメンタリーの「イーちゃんの白い杖」中のセリフ。
その中でイーちゃんがいじめられた事をやっと話すのですが、『弱視が全盲をいじめる』という部分に衝撃を受けた自分がいました。
同じ障害であっても、程度の差でいじめられるという事実を突き付けられ、思い込みの殻が割れたように感じました。
それはそうでしょう。
障害者だって人間なんだから。