某団体さんより、質問を受けました。


「読み取り通訳って何ですか?」


ああ、なるほど…。私たち聾者の世界だと、そんな言葉は日常茶飯事で当たり前のことなんですが、聴者側には「?」なんですね。


通訳には2種類あります。


ひとつは「手話通訳」。

そして、

もうひとつが「読み取り通訳」。


「手話通訳」とは、

聴者が話すことを、手話で通訳する。

(聾者対象)


「読み取り通訳」とは、

聾者が話す手話を、音声言語に変えて通訳するというもの。

(聴者対象)

 →「逆通訳」とも言うそうです。


特に、聾者が講師の講演会では

「読み取り通訳」がつくというワケなんです。