聾者って、文を書くのが苦手。
特に「て・に・を・は」といった助詞から。
だから、「手話はダメ」って言われるのですね。
でも、手話も大切な伝達手段。意図や意志が的確に伝わるのが手話であり、
手話がなくては聾者の生活は成り立ちません。
ろう教育では、日本語の読み書きに力を入れるべきです。
口話訓練よりも比重をおいて。
さて、私が今まで見てきた中で、文章力がうまい聾者は
「手話という確固たるコミュニケーション手段をしっか持っていること」
それに加えて
「たくさんの本を熟読している」
これだな、と思います。
本をたくさん読んでいる人は、聴者も同じですが、
語彙が豊かで、知識も豊富。
文章がうまくなりたかったら
たくさんの本を読むこと。
そして、その書き方をまねること。
何でも真似ることから始まるのですから。