折角なのでですます調をやめて、自分らしく書いてみる。
太陽の塔で有名な芸術家岡本太郎氏の「自分の中に毒を持て」を読んだ。
彼は18の時から10年くらいパリで過ごしていたらしく、日本を客観的に見るという点では同じく人生の半分を海外で過ごしている自分の考えにも似ていた。
本は3つのセクションに分けられ、それぞれにテーマがあった。
最初のセクションでは、大分冗長的に世間体を気にするよりも自分のしたいようにしろと書かれていた。
自分の意思を貫き通すことは自分との戦いであると。
「自分との戦い」という点には賛同できたが、自分は長いものには巻かれろ主義のため、言わなくて良いことを言って社会全体を敵に回すのは利口ではないと感じた。
少なくとも一般人は。
自分もなあなあと勉強して大学・大学院へと進学し、将来の役に立ちそうな学問を選んで勉強している。
興味が無いと言えば嘘になるが、なれるなら漫画家や芸術家になってみたい気もする。
でもやっぱり能力の限界やリスクを考えると、一番リスクを最小限に抑え、可能性を最大限に引き出そうとする道に誤りは無いと思う。
第二のセクションは著者自身のちょっとしたバイオグラフィーを交え、出る杭が打たれる日本社会を批判していた。
これは確かに日本に存在する負の文化であると思うが、悪い面もあればいい面もあるのではとも思う。
少しずつ変えていった方がいいことなのかも知れないが、そうすると日本は「ハーモニアス」として海外に知られている国で無くなってしまう気がした。
出て打たれたくないなら、海外に行けばいい。
アメリカでは"the squeaky wheel gets the grease(きしむ車輪は油をさしてもらえる)"だ。
第三のセクションでは、太郎氏の持論が展開されていた。
愛について、結婚について、政治経済について、芸術について、人類の今後についてなど。
特に面白いと思ったのは結婚についてで、彼は結婚は形式・打算に縛られ、男女の本当の意味での愛を殺すと述べている。
自分も結婚は人生の墓場派なので、大いに興味深いと思った。
彼は結婚だけではなくて子供もいらない主義で、自分は自分の子供であり、親であるらしい。
太郎氏の芸術論については賛同しかねた。
彼曰く、「芸術はきれいであってはいけない。うまくあってはいけない。心地よくあってはいけない。それが基本原則だ」らしい。
「今日の芸術」という彼の他の著作からの言葉らしく、「今日の」に限定した場合そうなのかなとも思う。
しかし、バチカンで見たミケランジェロのピエタはやっぱり綺麗で、うまく、心地いいものであって、数々の人間の魂を魅了してきた。
自分の大好きなブーグローやカバネルの作品も、やっぱりきれいでうまく、心地いい。
自分が今日から芸術家になろうと思い立ったとしたなら、間違いなくリアリズムと甘美を追求すると思うし、それは太郎氏の言う「常識に囚われない道」であり、彼の芸術論と矛盾している気がする…。
しかしこんなこと言っている自分は、本当は何も分かっていないのかも知れない。
とにかく自分ももっともっと自分自身と戦い、打ち勝ち、太郎氏の言う「爆発」をしなくてはならないのかも知れない。
彼曰く、人生全てが芸術なのだ。
モチベーションを上げる・人生の視点を変えるという意味では、読んで良かった本かも知れない。
普段自分は読書にかなり時間がかかるが、太郎氏の文章は簡潔で冗長なため1日で読めた。
太陽の塔で有名な芸術家岡本太郎氏の「自分の中に毒を持て」を読んだ。
【中古】文庫 自分の中に毒を持て-あなたは“常識人間”を捨てられるか / 岡本太郎【10P08Feb... |
彼は18の時から10年くらいパリで過ごしていたらしく、日本を客観的に見るという点では同じく人生の半分を海外で過ごしている自分の考えにも似ていた。
本は3つのセクションに分けられ、それぞれにテーマがあった。
最初のセクションでは、大分冗長的に世間体を気にするよりも自分のしたいようにしろと書かれていた。
自分の意思を貫き通すことは自分との戦いであると。
「自分との戦い」という点には賛同できたが、自分は長いものには巻かれろ主義のため、言わなくて良いことを言って社会全体を敵に回すのは利口ではないと感じた。
少なくとも一般人は。
自分もなあなあと勉強して大学・大学院へと進学し、将来の役に立ちそうな学問を選んで勉強している。
興味が無いと言えば嘘になるが、なれるなら漫画家や芸術家になってみたい気もする。
でもやっぱり能力の限界やリスクを考えると、一番リスクを最小限に抑え、可能性を最大限に引き出そうとする道に誤りは無いと思う。
第二のセクションは著者自身のちょっとしたバイオグラフィーを交え、出る杭が打たれる日本社会を批判していた。
これは確かに日本に存在する負の文化であると思うが、悪い面もあればいい面もあるのではとも思う。
少しずつ変えていった方がいいことなのかも知れないが、そうすると日本は「ハーモニアス」として海外に知られている国で無くなってしまう気がした。
出て打たれたくないなら、海外に行けばいい。
アメリカでは"the squeaky wheel gets the grease(きしむ車輪は油をさしてもらえる)"だ。
第三のセクションでは、太郎氏の持論が展開されていた。
愛について、結婚について、政治経済について、芸術について、人類の今後についてなど。
特に面白いと思ったのは結婚についてで、彼は結婚は形式・打算に縛られ、男女の本当の意味での愛を殺すと述べている。
自分も結婚は人生の墓場派なので、大いに興味深いと思った。
彼は結婚だけではなくて子供もいらない主義で、自分は自分の子供であり、親であるらしい。
太郎氏の芸術論については賛同しかねた。
彼曰く、「芸術はきれいであってはいけない。うまくあってはいけない。心地よくあってはいけない。それが基本原則だ」らしい。
「今日の芸術」という彼の他の著作からの言葉らしく、「今日の」に限定した場合そうなのかなとも思う。
しかし、バチカンで見たミケランジェロのピエタはやっぱり綺麗で、うまく、心地いいものであって、数々の人間の魂を魅了してきた。
自分の大好きなブーグローやカバネルの作品も、やっぱりきれいでうまく、心地いい。
自分が今日から芸術家になろうと思い立ったとしたなら、間違いなくリアリズムと甘美を追求すると思うし、それは太郎氏の言う「常識に囚われない道」であり、彼の芸術論と矛盾している気がする…。
しかしこんなこと言っている自分は、本当は何も分かっていないのかも知れない。
とにかく自分ももっともっと自分自身と戦い、打ち勝ち、太郎氏の言う「爆発」をしなくてはならないのかも知れない。
彼曰く、人生全てが芸術なのだ。
モチベーションを上げる・人生の視点を変えるという意味では、読んで良かった本かも知れない。
普段自分は読書にかなり時間がかかるが、太郎氏の文章は簡潔で冗長なため1日で読めた。