水商売歌舞伎町編⑤(一店舗目/ショーパブ) | 風化水脈

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主な登場人物


M(男/20代後半) ショーリーダー 振付/選曲すべてやる 

S(男/19歳)    Mの舎弟 Mをキャップと呼ぶ

N(男/30代前半) ショーの照明担当

G(男/30代後半) 店のオーナー

H(女/30代前半) 店長&早番のボス


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始めて観たショーは衝撃でした。

それまでダンスをダサ扱いしてた私が一変するほどの衝撃です。


30、40分の間に、5~6項目のダンス演目があって

それぞれの項目に応じてダッシュで早着替え(それこそジャニーズのライブ並の早着替え)


ロックダンスあり、ジャズダンスあり、オーナーのコメディコーナー(物真似とか)

あの凶悪なMとSがダンス中は格好良く見えましたね。


(ま、元々、私が影響受けやすい性格なのもあるけどね)


店内の照明も凄まじい変化で、うちの店の照明こんな凄かったのかと思いましたね。


ほとんど、釘付けの状態で見入ってしまいました。


ショーの間は客席の照明は全落としなので、通常の業務(酒やアイスや灰皿の交換、接客など)は

完全にストップします。


ショー開始10分前にも、客にトイレに行くようにアナウンスされます。


早番と遅番では明らかに空気が違うし、客層も違う。

私が早番でチンタラやってた店は、実は歌舞伎町じゃなければ成立しないような店だったのです。


ショーが終わると、スタッフ皆、スーツに着替えて客宅で接客します。


私は馴染みの客が当然いなかったので、ほとんどキャバクラのボーイと同じで

単なるウェイターしてました。


M、Sは常連と思われる女の席でずっとワイワイやってました。

勿論、仕事なんぞしません。


客の金で飯を注文し、酒を飲み、女の体をさわったり、朝までそんな感じでしたね。


(なんだ、あの馬鹿どもが!仕事しろや)とは思いつつも、

ダンスを踊る二人の姿はずっと脳内でグルグル回ってました。





続く。