AV制作会社編⑧ | 風化水脈

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ーーー※ご注意※ーーーー


これは私が20数年前にAV業界でバイトしてた時の話です。

読む人によっては不快になる事もあるかもしれません。

あしからず


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※今回は仕事の話から少しズレて当時のAV女優について書きます


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大御所のダイヤモンド映像よりスーパー女優がデビューし

当時のAV界に衝撃が走ります。


弱小のうちは勿論ですが、うちよりさらに弱小メーカーにとっては

大打撃でしたね。


その名は松坂季実子。


私世代の男子で知らぬ人はいないであろう。


デビュー作のタイトルは『でっか~いの、めっけ!』

このタイトルまんまの超巨乳のAV女優である。


当時、AV女優にも胸の大きい子はいたが

わりと少数だし、普通に大きいとゆう程度で超はいなかったと思う


さらに言えば巨乳だから絶対売れるとかゆうのもなかったと思う


松坂季実子はムチャクチャ可愛いとか美人とかゆう顔立ちではない

どちらかとゆうと古風なイメージの顔立ちで

スタイルも超巨乳とはいえぽっちゃり型でスタイル抜群とゆう訳でもない


しかし、人気はアッとゆう間に火がつき

当時のエロ本は勿論、週刊○○等のゴシック雑誌にも

松坂はグラビアや作品紹介、インタビューなどで掲載されまくり

深夜のお色気番組でTVに出たりと完全なるトップ女優でしたね。


うちの作品をエロ本に掲載しても隣のページが松坂作品だと

もう話にならんのです。どうしたって見劣りします。


松坂季実子はAVの一時代を築いたのは間違いないでしょう。


今でこそ、『巨乳』とゆう言葉やカテゴリは普通に誰でも使いますが

松坂デビュー前はそんな言葉の概念もなかったと思います。


『巨乳』とゆう言葉とカテゴライズを日本に作ったのは

間違いなく松坂の誕生がキッカケでしょう。


その後、松坂は立て続けに作品をリリースし

いずれも大ヒットしてたと思います。


さらに松坂に続けと言わんばかりに樹まり子がデビューします。


樹まり子も爆発的に人気が出て

もはやAV界はダイヤモンド映像の一人勝ち状態へ。


トップ女優達のギャラは当時、一本で500万前後だった思いますが

その金額を払っても尚、利益は凄かったと思います。


松坂はあの当時、月に2~3本は作品リリースしてたので

稼いだ金額たるや想像を絶する事でしょう。


当時のAV界はとにかく熱かったので

金銭の流れは尋常じゃなかったでしょうね。

ほとんど、どんぶり勘定みたいなもんで

細かい金額設定などしてなかったと思われます。


作品媒体がビデオテープしかない時代ならではですかね。


今は映像媒体はDVDとなり、コストも下げれるし

ネット配信まであります。


今の現役AV女優で一本500万も貰う女優はまずいないでしょう。

それどころか100万もいかないと思われます(私の想像ですが)

せいぜい数十万かと思います、


しかし、今のAV女優(TVではセクシー女優とゆう言葉で呼ばれてます)は

顔立ちやスタイルのレベルは非常に高く、

下手なアイドルよりも全然可愛い子が多いですね。


これも時代の流れなのでしょうね。


その後、暫くして松坂並に一時代を築く桜樹ルイがデビューしたり


さらに後に、AV女優として最も成功を収めた飯島愛がデビューします。


まぁ、飯島愛が現役の頃、すでに私は業界辞めてましたけどね。


飯島愛の成功により、AV界から芸能界へ移るハードルも下がったように

見えてしまい、それを目論む女優も少なからずいた事でしょう。



因みに当時、TVでは年に一回ぐらい

芸能人達が一同に集まり競技する水泳番組がよく放送されてましたが


その番組ではお約束として水中騎馬戦でかならず

ポロリがありましたが

そのポロリ要員としても松坂は出てましたね。


世の男子は皆、かじりつきでTV観たと思いますが

業界にいた私は、興奮とかは全くなく

逆に可笑しかったぐらいです。


(もう松坂、なんでもありじゃねーか・・・)


と、思ったものです。




で、続く。