AV制作会社編⑥ | 風化水脈

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音楽・車・猫・映画。主に回顧録

ーーー※ご注意※ーーーー


これは私が20数年前にAV業界でバイトしてた時の話です。

読む人によっては不快になる事もあるかもしれません。

あしからず


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ビデ倫の審査が通り販売許可がおりたら

次は作品の宣伝になります。


宣伝は主にエロ本に掲載する事になります。

当時はネットがないので

何もかもがアナログな訳です。


○月○日、待望のリリース!みたいな感じで

ビデオの内容なんかを載せます。


宣伝と同時にビデオパッケージの作成もします。

これも今ならPC一つでどうにでも作成出来ますが

当時は全て手作業でしたね。


いわゆる『版下』とゆう作業です。

写真の位置やタイトルの文字などすべてを

手作業で図番に貼り付けレイアウトしていきます。


おそろしく手間のかかる作業ですが

自分のセンス一つでいかようにも決めれるので。

楽しかったですね。


もうこの頃になると

私はエロに関して完全なる仕事目線になってました。


様々なAVを見ても

エロより先にカメラワークがどうとか

抜くポイントがないなとかw


たがが数カ月のバイトがいっちょ前にそう思ってたのです。


ガキ使でたまに「利き○○シリーズ」やってますが

あれに似たような感じで

AVでも映像を観て利き本番を出来るようになります。


モザイク越しでも本当に本番なのか疑似本番なのか

映像を観ただけで判断出来るのです。


あ、これはやってないな、とかw


勿論真相は分かりませんがね( `ー´)ノ


とある日、社長が

「作品タイトル考えてみるか?」と聞いてきたので

俄然やる気になった私は色んなタイトルを考えました。


AVのタイトルは

本気なのか冗談なのか分からんようなタイトルもあれば

ストレートなエロタイトル、

有名作品のパロディ的なタイトル、

詩的なタイトル、

色々とパターンがあります。


因みにパロディタイトルは笑えるものが多いです。

参考↓

http://matome.naver.jp/odai/2136370070172267401


ユーザーを笑わかしても仕方ないので

私は詩的なタイトルをいくつか考えました。


それを社長やIさんに見てもらい

あとの判断は任せるといったところです。


私のようなぺーぺーバイトのタイトルが

採用されるとは私自身も思ってもないですが

社長としては更なるやる気を引き出したかったんでしょうね。



続く。