AV制作会社編③ | 風化水脈

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音楽・車・猫・映画。主に回顧録

バイトするのを決意し、初日までの数日間の間は

よからぬ妄想ばかりが膨らみましたねw


AVの撮影現場見れるぜ!とか

AV女優と付き合えるかもだぜ!とか


仕事なんてどうでもよく、もう欲望のみだったと思うw


が、エネルギー満載の10代健康男子に

変な欲望持つなと言われても、それは不可能である。


まさにギラギラのパラダイス銀河状態なのだ。



しかし、最初に書いておくが

私は辞めるまでの間、ただの一度も撮影現場には行ってない。

それもそうだろう。


撮影のいろはも分からん、機材の扱い方も知らん、

そんなバイトのペーペーが撮影現場に入れる訳ないのだ。

辞めずに長期勤務してたらいずれは行ってたではあろうけど。





初日から私はえらく歓迎されたように思う。

よほど、人材が集まらなかったのだろう。


AVとゆうアングラ社会で、かつ、見た目がヤーさんの社長では

そりゃ、なかなか集まらないだろうがな(´・ω・`)


社員はめちゃ少なくて

社長

Iさん(うちのエースで撮影編集なども行う人。30代)

Yさん(私が入る1か月前ぐらいに正社員として入った50代のおっさん)

たまにお手伝いで来る社長の奥さん


私が入った時はこれだけ。

この業界のシステムが全く分からないので

たった4人で大丈夫なのか不安でしたが


私が入った後に

Gさん(Yさんと同じく中途入社の40代のおっさん)

Rさん(私と同じくバイトで入った20代の女の子)


上記の二人が入ってきて固まったような感じ。

私が辞めるまでの間はずっとこのメンツでしたね。


小人数なので皆、仲良くて揉め事なんか全然なかったですね。


たまに来る社長の奥さんは来る時必ず皆のご飯作ってきてくれる

面倒見の良い明るい人で、いつも皆で楽しみにしてました。

きっと結婚するならこうゆう人が良いんだろうな~なんて思ってましたね

ご飯の力は偉大なのだ。


あとYさんとはかなり仲良くなりましたね。

当時、Yさんは私の父親よりも年上だったのですが

若い頃にビートルズに熱狂し、ギターを趣味でやってたのです。


その影響でYさんの息子(私と同世代)もロック好きになり

息子もギターやってたようです。


そうゆう音楽的な共通部分があったので

仲良くなりましたね。

やはり音楽には年齢や性別の壁をいとも簡単に超える力があるなと。


それにしてもなぜ、50代にもなってこの業界に来たのか・・・

いつの日か聞いたら

元々、Yさんはとある会社で経理担当してた人で

勤務期間も長く、真面目に働いていたそうだが・・・


会社が不正をしてたそうだ。

不正にも色々とあるが、経理担当してたYさんはそれが我慢出来なくて

会社を告発したとの事でした。


ざっくりと聞いただけだが

その時は、そんなTVドラマみたい世界が現実的にあるんだな~と

思ってましたね。


まさか、20数年後、私がYさんと同じ運命に合うとは

思いもしなかったけど・・・それは後ほど。



仕事の流れとしては

①月に何本、作品をリリースするか決める

②女優を決める

③ストーリーを決める

④撮影~編集

⑤宣伝

⑥リリース

だいたいこんな感じである。


社員が少ないので私もYさんもGさんもほとんどの仕事をした。

Rさんは女子なので電話対応などの事務専門。


当時AV業界はクリスタル映像とダイヤモンド映像とゆう

二大巨頭が業界を牛耳っており

うちは超弱小メーカーでしたね。



まだまだ続く。