雨が降っていたある日担任に呼び出された。
デイリーノートという連絡帳のようなものを二日連続忘れたからだ。
一時間目が終わったらすぐ来なさい。そう言われた。
私は一時間目の理科の授業に全く身が入らなかった。
怒られる……その恐怖が頭の中でグルグルと永遠に回っていた。。
授業が終わると急いで教室を出た。
怒られるという恐怖の感情と共に……
職員室のドアを開け小さな声で「失礼します」と言った。
まだ授業が終わって1、2分だった為先生は少く静かだった。
「おい、××。」そう言ったのは、総合というあってもなくてもあまり変わりのない授業をしていた担任だった。
ゴクリ……と喉が鳴った。
「あっちの部屋で話そう。」と言って指を“あの部屋”に向けた。
その瞬間私は絶句した。
“あの部屋”とはこの学校で何かとてつもないことをしてしまった奴が入る部屋、つまり問題児のお説教部屋。
その名も“オレンジルーム”。
頭の中に今までとは比べものにならないくらいの恐怖が襲ってきた。
まだ入学して3ヶ月なのにあの部屋に入るなんて生徒は居ただろうか?
公立ならまだしも、私立にそんなヤツは居ない。
担任はスタスタと部屋の前に行きドアを勢いよく開けた。
終わった……そう思いながら私はゆっくり部屋に入った。
前半の内容はこうだった。
入学して間もないのに気が抜けすぎた。
気を引き締めて学校に来い。
しかし後半になってくると最初の内容からは何故か遠ざかり「お前の人生は間違っている」という内容になっていた。
「お前は何故ここに受験した?」そう言い出した。
担任は私の答えを聞く前に次々と問い掛けてくる。
「何故お前はここに居る?」
そしてだんだん担任は自分の言った問い掛けに勝手に答え始めた。
「なんとなく来たんだろう?」
なんとなくってわけじゃ……
「そんなんだから周りの人の迷惑になるんだ。」
え?
「みんなの足でまといなんだよ。」
え?
「お前にはなんの価値もない」
え?
「必要ない」
え……?
そこでチャイムが鳴った。
担任は今回はもういい。早く次の授業に行けと言った。
続きは次のブログで!!