2023年2月。




入院中は、

入院ノイローゼだった私も

退院後は順調でした。




退院後で寝れなかったのは、

最初の2日間だけで

睡眠も取れる様になりました。




退院してやるべき事を

考えてました。




大手術をしたにもかかわらず、

わずか12日での異例の

早期退院だった為に

慎重に慎重を重ねながらやるべき事。




リハビリとこの身体で

何ができるかを考え、

無理する事なく

何が出来るかを試していく事。




まずは、

痛みに慣れる事と

それを乗り越える事。




この日から、

今でも毎日続けるウォーキング生活が

始まりました。




痛みと傷口が裂けない様にする為、

日常の生活は人の倍の時間が

掛かる事に気付きました。




この身体になり、

身体に障害がある方の気持ち、

怪我をした方の気持ち、

闘病者の気持ち、

老人の方々の気持ち、

そして家族の気持ちが

初めて分かった気がしました。




まずは身体を日常生活に馴染ます為に、

家の洗濯、そして夕飯を作る事は

必ずやると決めました。




日常生活を避けて通らずに、

あえてやる事が

リハビリに繋がると

考えたからです。




毎日、

家族の物も含めて

朝から洗濯をします。




干したり、

畳んだりは身体を動かすのと

座るのに丁度良い

リハビリになります。




肛門を切除した私には、

座る事すらから練習が

必要となってましたので

洗濯物を畳む事は

丁度良かったです。




そんなこんなを終えると、

ウォーキングに取り組みます。




内臓もまだ回復しきってない私は

3分ほど歩くと肩で息をする程に

疲れてました。




家のマンションの外に出るまでで、

痛みの為に呼吸は乱れ、

足は震えてきます。




人が見たら通報される

くらいのレベルです。




それでも呼吸を乱しながら、

立ち止まり休憩も取り入れつつ

ウォーキングを続けました。


 


1日に何度も外に出て

ウォーキングします。




時間にして、

トータルしたら

毎日3時間以上は

取り組みました。




やれる日は5時間は

ウォーキングします。




家族を含め夕飯の支度をする為に、

家の近所のスーパーへも行きます。




距離にしたら約200m。




これも良いリハビリになります。




何より外の空気を吸い、

陽の光に当たる事は

この身体にとっては

最高でした。







買い物で歩き、

買い物の荷物を持つ。




これだけでも辛いですが

良いリハビリになりました。




毎日、学校から戻る子供たち、

仕事から帰る妻たちの為に

慣れない料理をしました。




心配や迷惑を

たくさんさせてしまったので、

夕飯を支度してあげれる事は

気持ち的にも

嬉しくなりました。




家族達も喜んでくれてたのが

印象に残ってます。




そして、ひたすらウォーキング。




このウォーキングは

11ヶ月経った今でも

毎日続けてます。




ウォーキングをする事により、

その日の身体の調子も

分かる様になりました。




この数時間のウォーキングは

死ぬまで続けるでしょう。




リハビリの為、

身体の調子を知る為、

気持ちも前向きになる為、

と様々な意味があります。




大きな手術をされた方、

闘病中の方々には

ウォーキングは

絶対的にオススメします。




続く。。。


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