2023年1月31日。




この日が

退院の日になりました。







1月20日に入院し、

23日に手術。




31日に退院という

異例のスピードで

退院しました。




この退院には

理由がありました。




通常であれば、

直腸がんを肛門とリンパ節ごと切除し、

ストーマを設置するという

7時間を越える大手術の場合、

退院まで約1ヶ月かかります。




傷の塞がり具合、

内部の炎症具合、

身体の動作を含めると

当然でしょう。




早くても2週間ちょっとは

退院までにかかるはずなのに、、、

わずか12日での退院。




なぜこの様な

早期退院になったかというと、、、

入院ノイローゼになりかけたのが

理由でした。




先日も述べた様に、

痛みで座る事も寝る体勢も

困難だった私。




痛み止めと睡眠薬を使用しても、

寝る事すらできませんでした。




痛みでずっと立っている始末。




立ち続ける事は辛く、

病院内を夜中だろうが

朝方だろうが

リハビリを兼ねて

ウォーキングをしとかないと

無理な状況でした。




それを何日間か続けていると、

人間ノイローゼ気味になります。




なぜなら睡眠は取れて

1日に2時間程度。




食事以外は立ち続ける毎日。




主治医とHCUの看護師に

何度も訴えかけました。




このままでは逆に死んでしまう。




せめて、柔らかいベットなら

なんとか寝れる可能性もあるから

退院させて欲しいと。




主治医からは怒られましたが、

何度も真剣に訴えかける事で

条件付きで退院が可能になりました。




その状況とは、、、




①ストーマ装具の交換を

完璧にできる様になる。




②退院しても1週間は

抗生剤を点滴しに

毎日の通院をする。




③尿の管もつけっぱなしの

退院にする。




④何が起こっても

自己責任にしてもらう。




私はこの条件を飲み、

早期退院にこぎつけました。




ストーマ装具の交換に関しても、

元々が何でもこなす事が

できる器用なタイプでもあった為に

容易でした。




実際、

自分で交換しだしてから

約11ヶ月経った今まで一度も

排便が漏れる事もありません。




そして、念願の退院。




もちろん、

痛みや塞がりきってない傷口も

あるので慎重な生活を送る

日々が続きました。




身体を回復させる為の入院ですが、

精神面では悪影響を及ぼす事も

あるという事を皆様にも

知ってもらいたいです。




自分の状態に合った療養、

これが一番大切だと気づいた

入院生活でした。




続く。。。




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