2011は最低な年だった。





最悪の地震と津波と原発事故。

数名の仕事仲間の家族も被災し、被災地に帰っていった。

生きていた事も素直に喜べない日々もあった。

俺個人も、音信不通となった人の安否に気を揉んでいた。

そいつはたぶん無事だったようで、まぁ何よりだなと。


この災害、いろんな「人」の側面が見えて、俺の中ではいい勉強をした。

「いい」勉強って表現がいいのかはワカランが。。

荒れ狂う情報の拡散や、自粛と言う名の粛清の嵐。

5月くらいまでは余震も大きくて、精神的にけっこうやられてたけど、その分余計にそういう「縮図」みたいなものがはっきり見えて良かった。




夏の初めには、同僚が突然死んだ。

猫の好きな人だった。

合掌。



秋には仕事の面でかなりきつくなって、まぁ今もその余波の中にいるが、秋から初冬ははっきり言ってクレージーだったと思う。

会社では笑わなくなった。



冬の初めには20年以上の古い仲間が大きな病に侵された。

今は正月期間で家にいるらしいが、月中からまた闘病。

なんとも。。やりきれない。。










暗いことばかりだったわけでもないけど、まあ最低だったな。

年が明けたから言える事もあるよね。





今年は少しだけ気楽に。



1年休んでたギターや歌もそろそろ。

やりたい曲はいっぱいあるんだ。

誰が聴くわけでもないけど(笑)



ドライブにもいこう。

去年はこの15年で初めて天童にも行かなかった。

またあの山寺に登って、いろんな事忘れにいこう。

海に行って砂浜を走ろう。

ガソリンが空になるまで走ろう。



自分をちょっとだけ取り戻そうと、そう思っている2012の元日である。