慌てふためくアナリストレポートの滑稽さ | Market Cafe Revival (Since 1998)

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四つの単語でできた言葉の中で、最も高くつくものは「今度ばかりは違う」である(This time is different.)。

☆ 先週金曜日の各社自動車セクターアナリストのレポートは全く見物だった。最も賢明な判断をしていた筈の日興シティ松島ですら「明らかにビビッた」内容だった。しかし哀れを極めるのは某国内大手のアナリストで狼狽売りならぬ狼狽レポートだった。さすがに外資系ではそこまで酷い物は無かったが,これだけ大幅な業績の下方修正をされたのに「適時開示ルール」の点から疑念を示したレポートが無かったのは,日本経済新聞の観測記事と適時開示ルールの区別が付いているのか,心配だ。


☆ アナリストは分析だけしていれば良いとは思わない。企業の開示姿勢についても目配りをすべきだ。それが投資家の役に立つのは明白だし,アナリスト自身の名誉の問題でもあることをもっと自覚すべきではないのか?