私は恋愛感情のない世界に住んでいる。

恋愛感情のある世界にあって、こちらにないものは何だろうと考えてみると、ふたつ言葉が浮かんだ。

「嫉妬」
そして、
「パートナーへの期待感」

嫉妬と恋愛的期待感は、自分の中にないぶんには特に困らない。けれど自分が付き合っている人に求められたときが困ったのだ。ある人とない人の対立みたいになって、お互いに不幸になった。


仕事では期待感を大切にしてる。
この人なら仕事を任せられる、とか。この人と一緒に仕事がしたい、とか。そんな風に人から思われたいと思ってる。

「もっと上手く出来そうなのになんで出来ないの?」と、人から期待をされることや、自分でも「これくらいなら出来そうなものなのに、なんで上手くいかないかなー?」と思うこと。能力への期待と実際とに相違があるときは、考え方や仕事のやり方を変えるチャンスが潜んでたりする。


友人に対しての期待感も仕事と似ている。
親和性が深いことが仕事とはまたちがうところだけど、とりあえずそれは置いといて、期待感だけで考えると、
「あの人にこのイベントに出て欲しい。」
「あの人をAさんに紹介したら、いい関係になりそう。」
「ここはあの人に任せるとこだわ〜。」
「あの人になら、この話が出来る。」
友人への希望感は、相手が持っていて自分にはないものへの尊敬にも通じる。

仕事や友人そして自分に対して能力に見合った期待感を持つことは、相互にいいことがある。だから、大切なことだ。


そして同じく、恋愛的な期待感っていうのがあると思うのだ。

冒頭の、ないぶんには困らないが求められると困ることの例としては
「好きって気持ちが伝わってこない。」
「フツーにいちゃいちゃとか、言わなきゃしないし、してもしんどそうにされると、もういいわってなる。」
「好きって言って。」
「愛してる。」
こういう言葉を言われること。
その時々で真面目に返事をするのだけれど、恋愛的期待感がある人とない人なわけだから、話はずっと平行線
「パートナーへの期待を抜いたら、それは友だちだよね。」
「じゃあなんで付き合ってるの?」
ってことになり、
はい、そうですね、じゃあ、別れましょう。
と、なる。

ずっとこの、繰り返しだ。