毎年この季節に行われる掃海部隊集合訓練の終わりに志布志港に広報の為に寄港するもので、昨年と同じく掃海艦艇五隻が入港。うち掃海艇「いずしま」と掃海管制艇「さくしま」が公開に当てられておりました。


掃海艇「みやじま」
「いずしま」と「あいしま」の同型三隻で第1掃海隊を構成(定係港:呉)…ちなみに「みやじま」は昨年の志布志寄港で一般公開を実施しております。

まずは「いずしま」の見学を再現してみましょう。

掃海艇の標準装備、20ミリ多銃身機銃。戦闘用と言うより主に「海面に浮上した機雷を撃って爆破処理」の為に使用されます…ちなみに巡視船搭載のも基本これと同じタイプ。

ブリッジの窓の上に歓迎の横断幕が…

「いずしま」の艇長室。
普通この手のプライベートルームなどは公開する側としては見せたがらない(見せても写真はダメとか)のですが、「いずしま」では艇長室内とか幹部室内とかを結構オープンにしてました…とはいえこの手の撮影は必ず近くの隊員の許可を得て撮るようにはしてます。…なるべく(勿論許可済み)フネが小さいので艇長室とはいえ質素な感じだな~てのが正直な感想。

「いずしま」食堂内部
訪れた時間が昼前なので昼食の献立の匂い(揚げ物系?)が漂っていました。
奥では「いずしま」グッズを販売中です。識別帽やピンズのコレクションもやっているので買おうかな~って物色しよったら「帽子買ってくれたらピンズおまけしますよ」~願ったり叶ったり即お買い上げ。でも今時の艦艇グッズ販売には珍しい「楯」てのも欲しかったなあ(予算なくってさぁ…)

でこれがその戦利品(笑)

後ろの掃海甲板にはこのような機雷処分具を装備しております。写真は「みやじま」搭載の物。何で「みやじま」のかというと…よく見ていただきたい。顔が描いてある(笑)掃海艇の中にはこのように機雷処分具に船のパーソナルマーキングやお茶目なペイントを施している物があり、マニア的に目が離せません(「いずしま」装備のには残念ながらありませんでした)

「いずしま」後ろの掃海甲板から見た「さくしま」(左)「いえしま」(右)
ちなみに「いずしま」の横に「あいしま」がおり、前に「みやじま」が…てのが位置関係。
今回は天気がよすぎて前から撮ろうとすると完全ど逆光…

「さくしま」に乗り込みます。元々は掃海艇なのですが「遠隔操縦式掃海具(平たく言えばリモコン。英語の略でSAMと呼ばれている)」を運用出来るように改造されました。ゆえに掃海「管制」艇なのです。今回はSAMは引き連れてませんでしたが。

「さくしま」ブリッジ内部。
「さくしま」は旧いフネで1989年就役なので船歴22年の超ベテラン(もう一隻の管制艇「いえしま」も船歴21年だが、タイプ的には「さくしま」の次のタイプからの改造艇)…しかも湾岸戦争後の1991年には機雷処分でペルシャ湾まで行きました。その派遣に参加した艦艇の「最後の1隻」でもあります
が、掃海管制艇としての任務も来年まで、あとは退役して後進(の改造艇)に道を譲る事になります…要するに掃海管制艇とは老朽掃海艇の最後の奉公先なのよ

「さくしま」船内に掲げられた歴戦の証

後ろから見た「さくしま」「いえしま」…二隻で第101掃海隊を構成しています
短い時間ではありましたが(原付で五時間かけて行って一時間見てまた五時間かけて帰った)非常に濃い時間ではありました。願わくば今年後一回位何処かで艦艇広報やってくれないかしら…出来れば近くで(鹿児島新港位なら行くかもよ?)