あくまで個人的な意見なので。

 

「好きの形」は自由でいいと思います。

 

一人の選手をただただひたすらに応援する。

 

たくさんの選手を平等に公平に応援する。

 

私はそれぞれ、どちらも素晴らしい応援の形だなと思います。

 

応援する姿勢に良い形も悪い形もないと思っています。

 

「好き」の気持ちが一本道でも、たくさん道が繋がっていても、選手にプラスのエネルギーを向けているならば、それが何より素敵な事だと思うので。

 

よろしくないのは「好き」の姿勢を振りかざして、それを武器にして、誰かを攻撃しようとすること。

 

自分はオンリーファンだから

自分は全員応援だけど

 

それって誰かを攻撃していい理由にはなりませんよね。

 

オンリーファンだから推し以外を攻撃していい理由にはならない。

全員応援を掲げながら特定の選手には辛辣な言葉を吐く。

 

「ファンのスタンス」を「誰かを叩く行動の正当化」に利用はしてはならんのですよ。

知らず知らずのうちに祝いが呪いに変わってしまう。

 

誰かを呪いながら誰かを祝うなんて事は、私は許されないと思っています。

もし仮に呪う事が許されたとしても、私はそういう事はしたくないです。

大好きな人を見る眼が曇ってしまいそうで嫌です。

 

人間の脳は「否定」を認識できないそうで。

だから嫌いな人を思い浮かべて「あんな風にはなりたくない!」と思い続けているといつの間にかその嫌いな人に似てしまうんだとか。

 

そういうのはもう不幸以外の何物でもないと思います。

 

好きな人を思い浮かべ続けて好きな人に近付けるかは…さておきまして。

いや、近付きたいわけではないです。

私にとって羽生選手は人生の恩人であり人間としての憧れの存在ではありますが。

 

だからこそ、大好きな羽生選手の事を真っ直ぐに見守っていたい。

羽生選手と羽生選手のスケートを、そして羽生選手が未来に繋いで行きたいと願っているスケート界そのものを、歪む事なく澱む事なく見守っていきたいです。

 

過去、そして現在も、信じられないような発言、捏造、ネットでも雑誌でも、時にはファンをも利用して、羽生選手が誹謗中傷を受けて来た事は知っています。

私もそれなりに見て来ました。許せない事も沢山あります。怨み事もあります。

罪を憎んで人を憎まず、なんて殊勝な事は言えません。憎いと思う事もあります。

でも表には出しません。そう決めました。私が尊敬する人がそうだから。

だから倣う事にしています。

 

私は一番好きな選手の勝利を願う事と、全ての選手を応援する事は両立できると思っています。

羽生選手がパーフェクトな演技をして、他の選手もパーフェクトな演技をして、その上で勝者が決まって、それが羽生選手ならファンとしてこれ以上ない喜びです。

 

怒りよりも憎しみよりも、喜びと感謝を。出会えた幸運を大切に。

 

世界選手権、素晴らしい試合になりますように。