能動的アクションだけがコミュニケーション術ではない | 中城美香 official blog「紡ぐ Time to be beautiful」

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美容家/ラジオパーソナリティー/エステサロンオーナー 中城美香による読む美容

 

私はタクシーではあまり自分から積極的に話しかけることはしない。

しかしそれでも運転手さんの方から話しかけてくれることが多い。

しかも大体は褒め言葉などの私自身についてのこと。

 

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ちょっと大袈裟に言うと、

ほんの10数分しかない時間なのに、

一瞬にして私の良さを見極めて、話しかけない訳にはいかない雰囲気を私が自分で作っているのだと自分で分析する。

 

 

ここでもう一度ポイントなのは、

話の内容が天気だとかの雑談ではないということ。

 

 

更に現にちょっと話しかけてもらいたくない心情の時は

その雰囲気をぱったりと消すので、その場合は運転手さんも絶対に話しかけてはこない。

 

 

それに付随してタクシーじゃなくても

全然知らない人に話かけられたり、仲良くなっちゃったりする。

(たまに仲良くなっちゃいけないところで仲良くなっちゃったりもするので

ご一緒の方を驚かせてしまって困り者なんだけど…笑)


 

これらはどれも

コミュニケーション能力の一つ。

 

 

こちらから話しかけることだけがコミュニケーション能力ではない。

要は、

能動的アクションだけがコミュニケーション術ではない

ということ。

 

 

こちらから話しかけなくとも、

相手が話しかけやすい雰囲気、視線、表情…といったオーラを

いかに併せ持つことができ、それをいかに必要な時に出せるかどうか。

 

 

それこそが本当の意味で

コミュニケーション能力が高いということになる。

 

 

 

そうすると相手は自然と話しかけたくなるものだし、

もう少し長く一緒にいたい、と思ってしまうものだし、

また会いたいな、と潜在的に思ってしまうものである。

 

 

更に言えば、

いかに相手にそう思わせられるかどうか…

それが自分自身の美に繋がるものでもある。

 

 

 

本当の美を手に入れたいのなら、

相手が話しかけずにはいられない雰囲気を

自由自在に出し入れできるようになること。