本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。

 

占いの仕事をさせていただいてかれこれ20数年。

デビューしたばかりの頃はお客様の相談内容を聞き分けることもうまくいかず
ピンとが外れた鑑定などをしていまい
当時のお客様にはご迷惑もおかけしたことが多々あったように思います。

 

そして十年くらいがたってそれなりに経験や鑑定人数もそれなりに増えてきたときは
お客様から『先生』なんて呼ばれてしまうから
大いに勘違いしてしまった自分がいて・・・
なんとも恥ずかしい、今となっては私の【黒歴史】です(苦笑)

 

様々なことを経験して今思うこと。

占い師の仕事で一番大切なことは?と訊かれたら迷わず、
《聴く力》であると真っ先に答えるでしょうか。

 

「きく」といってもいくつか種類があって
〇 聞く
〇 聴く
〇 訊く
これらは色々な「きき方」となってくるでしょうか。

 

で、占い師はこの『きく力』が
それぞれお客様からご相談されている間、使い分ければならないように思うのです。

 

デビュー間もない時期であれば一生懸命さがお客様にも伝わることがあるので
それほど大きな問題にはならないのですが、
お客様から「先生」なんて呼ばれてしまうようになると
この「聞く」ということが疎かになってしまいがちです。
最悪なのは「上から目線」で「高圧的」に「物を言う」こと。
しかもそれはお客様の心の声を聴くこともしないで。

 

昔、TVで有名になった占い師のように
ある意味「キャラ設定」があってお客様も承知で受けていたなら
まぁまぁ許されるかなと(実際は許されませんけど)

 

この「聴く」ことを疎かにしてしまうことで
正しい鑑定もできなくなってしまうので
本当に大切な技術であると思っています。

 

先日、占いを勉強されている方が私の講座を受講されました。
受講の目的は実践で使えるようになるためにトークのスキルがお知りになりたいということ。

個人的に「トークのスキル」よりも「ヒアリングのスキル」が大切と
お伝えすると納得していただきました。


これから本格的に占い師でデビューしようと考えていらっしゃる方。
占いの技術を学ぶことは勿論ですが
ぜひ、「ヒアリング」のスキルを磨かれることもおススメします。

 

 

 

 

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