庭の白梅が、ようやく咲きました。

冬と春を繋ぐ、最初の1輪です。

鉢植えでいただいたものを地植えにして10年近く。

木はまだまだ小さくて、私の膝下の高さです。

昨年は開花が1月中旬からで、立春の日に旅立った我が家のニャンコ（みゅうみゅう）の棺の中に白梅の花をすべてと、庭に咲いていた他の花と一緒に入れてあげました。

白梅は香りがはっきりと感じられます。紅梅よりも香気が高いそうです。

ニャンコとのお別れの日は、白梅の香りとともに記憶に刻まれました。

今年の白梅は2月半ばの今日開花。

それくらい今年は梅の開花が遅く、２回も雪をかぶり、梅にとっても寒さも厳しかったのかなと思います。

小さい木なので、蕾の数を数えてみましたら、「108」！

煩悩を白く可愛らしく描いてくれそうです（笑）。

庭の樹木に初めての開花を見つける喜び。

どんなに朝が忙しくても、そのチャンスを逃してはならないと思います。

毎日の水やりで育てているつもりでも、ぼんやりと眺めていれば、思考の輪郭も曖昧でぼやけたまま。

期待を持って見るということは、日々変化する自然への発見を前提にしています。

アラフィフ女性としては、時間と自分を慈しむことは大切にしたいですね。

こうした「朝の視点」は、アートのように鮮やかに心に飛び込んできます。

小さな喜びは、その日の1日の出来具合を左右します。

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思考の輪郭は朝に「アートな発見」でハッキリ・白梅の香りとともに