美エイジング®協会代表 桜井まどかです。

 

 

 

自身の仕事に関する専門的な話や、そこから得たコツなどについて、「今度会ったときにそれ (ノウハウ) 教えてネ」と言ってくる友人、身の回りにいませんか?

 

「友達だから・・・」という、気軽な気持ちのひと言です。

 

 

 

 

でも、それを教えなければならない側にとっては、仕事に結びついている大切なこと。

ノウハウを本当に必要とする他の人達にしてみれば、お金をお支払いしても知りたいことだったり、カウンセリングやコンサルティングとして成り立つ場合も。

 

 

 

 

以前のお話ですが、休日にアラフィフの友人から「困っているから是非聞いてほしいことがある」というメッセージが。

文面では伝えきれないモヤモヤもあり、「電話をしてもいい?」と言った様子でした。

電話が繋がると、内容は医学的なことも関係していたので医療機関での受診を薦め、家族としての対処方について少しだけ提案をさせていただきました。

 

 

 

彼女は私に話すことで少しすっきりした様子でしたが、アラフォー・アラフィフ女姓を対象に、美しいエジングのための心理カウンセリングを行う私の意見を、身の回りの人とは別に、参考にしたかっただけなのかもしれません。

 

本来のカウンセリングでは、まずお悩みを吐き出していただくため、お話の時間や回数、期間を設け、ご予約とカウセリング料金をいただくという段取りを踏んでいます。

 

 

 

 

その友人との場合は、お話の内容に対してカウンセラーとして対応せず、友人としての対応の範疇にて線引きをしました。

2つの点で迷いがあったからです。

 

・私に急に相談してきたのは友達だからという認識なのか、誰にも話すことが出来ない内容だから?

 

・悩み事相談には友人として対応するのか、心理カウンセラーとしての立場を守るべき?

 

 

 

それ以後、「話を聞いてくれる?」という内容には事前に簡単な概要を伺い、その時点で友人として話を聞くか、カウンセリングとして関わるのかを判断するようにしました。それがお互いのためになることです。

 

そして、日常的に交わされる「今度教えてね」という言葉には、社交辞令として笑顔で受け流すようにしています。

 

美エイジング協会・心理カウンセラー桜井まどか

 

友達関係を大切にすることと、何でも話したり教えてしまうのは別問題です。

 

冒頭のお話は自戒として、「友達であっても、何でも教えてもらえるわけではない」というコミュニケーションでの基本にしています。

サービスとして成り立っている場合は、きちんと対価をお支払いするようにしています。

 

 

 

お仕事に関することや専門的な内容など、その人が時間をかけて努力して築いてきたものには、守るべき指針が存在するのです。

 

「今度教えてね」という場合に限らず、どんなシーンでも相手の立場を考えて、何気ないひと言を発しないこと。

それは互いを知る友人同士だからこそ出来る、思いやりなのだと考えています。

 

 

 

 

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ノーツマルシェ桜井まどか色彩心理学

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