M5Stackの活用アイデアを模索している中で、kibidangoの種の中から誰でも弾ける楽器の企画を見つけ、ハンマーヘッドまでやって来たが、Raspberry Piとは違った感じで、もう少しオモチャ的な遊び方が出来そうと言うのは分かった。
来週末の金沢でのユーザーミーティング、行ってみようかな？
2024-02-04 追記)
グランモール公園
モビリティは、概ね気になっていたものが乗れたので、その上で利用者がどう使いたいか、どう言った場所で使いたいか、等が限定的に感じ、拡大させるためのサンプリングや提案内容が足りていないように感じた。その中で、WHEELは車椅子の代替としては未だ高価だし、災害時の充電など課題は多いが、確か10年くらい前からの蓄積がある分、頭一つ以上飛びぬけているような感じがしている。逆にスズキのセニアカーは、半世紀くらいの歴史があるにも関わらず、あまりユーザー目線でないような感じが受け、非常に扱いづらいと感じており、根本的な解決を期待したいと感じている。
横浜ハンマーヘッド1階CIQホール
会場内を一通り回った上で、見たいと思っていたブースや気になったブースについて。
Quark社のアイデアは面白いが、パフォーマンスが出ていないのが気になった。ブースの方と直接お話したが、ベタでデータ処理し過ぎなので、無駄を減らして処理を軽くするなどの工夫をすれば、実用性が高まる気がしていると言うような話を伝えたので、課題解決が進めばより発展の可能性がある気がしている。
アクチュアル社のVRは、予約が意味を成していなかったのと、BMW M2のVR動画だったので、YOKOHAMA MUSIC HARBOR 2023 CHRISTMASの方が見てみたかっただけに残念な感じ。ブースの人たちが、イベント慣れしていない??? あと、眼鏡と VR ゴーグルの相性は、やっぱり良くないので、VR体験をウリにするなら、ハードの選定はもう少し検討して欲しかった。
モールドモデル社は、リバースエンジニアリングの文字のインパクトに惹かれてお話を聞いてみたが、良く聞くレーザースキャンではなく、シリコンをベースに石膏鋳造で複製と言うアプローチが職人系の雰囲気を醸し出しており、現状依頼するようなものはないが、必要そうな人には薦めてみたいと感じる内容。
LOOVIC社の音声ガイドは、グランモール公園でスズキのセニアカーにつけて試したが、デバイスが安定せず、指向性スピーカーを使用しても、想定通りの体験が困難だったのが残念。あと、セニアカーと組み合わせるのなら、耳が遠い人を考慮した施策も欲しかった。
電気自動車普及協会は、普及させたい割にブースの方々の熱意のようなものが薄く、お役所仕事っぽく感じるのが、足かせになっていないかと感じた。デザインコンペを学生に説明させると言うのは、若手のプレゼン能力を高める上で悪くはないとは思うが、この手のデザインは、どうしてもデザイナーのエゴだけで実現性に乏しく、経済、経営、法律、機械工学など関係するような情報を基に多角的な視点からデザインできると、デザインの説得力があがると思うだけに、視野を広げて欲しいと感じた。
きいちご魔法店では、FlashAirの同窓会など、個人的興味を引く冊子が無償配布されていたので、それを頂いた。東芝の方とブースの方が話し込んでいた関係で、それ以上のことができなかったのは残念。
Kort Valuta社のスマートリング。大阪万博に関連してばら撒きをしていたEVERINGと違って、NFCだけでなくバッテリーを内蔵している分、どうしても厚みと幅が目立つ。現状の半分まで抑えられると、気軽に使えるような気がしているが、強度や小型化を考えると、今の時点ではかなり難しいのかもしれない。
create_clockのブースは、設営されておらず、オリガミ人工筋肉が一体どのような感じなのかが気になっていただけに、見れなかったのは残念。
necobit社は、先に挙げた誰でも弾ける楽器の企画のプロトタイプをクラウドファンディング前に触るのが当初の目的だったが、やはり実機を触って確認できたのは大きい。これならクラウドファンディング開始の際、支援しても良いと納得できた。あと、話も聞けたので、次の週末に開催のM5Stackユーザーミーティング金沢に足を運ぼうと思う。
その他
アプリは正直ほとんど意味をなしておらず、各所が用意したQRから誘導したアンケートフォームの利用が目立ち、飛び入りも可能で予約が意味を成していなかった。学生が作成したようではあるが、アプリの利用ターゲット層のはずなのに、自身が使っているアプリの良さとか何も昇華されていないようで、やっつけで作っているような感じが残念すぎる。教育側の問題もあるかもしれないが、一体何を勉強しているのだろうか。