予想通り不成立。上記スクリーンショットは、終了30分前のものだが、どう見ても成立は難しいと言わざるを得ない達成率。昨年末に上野の報告会で、一台押さえた判断は間違ってなかった。

 

A2に出資した側として単純に不成立となった原因として考えられるのは、IoTは一般人にはアピールとしては弱すぎる。自分はRaspberry Piで色々と遊ぶのが好きではあるが、同業者の中で趣味でIoTで遊ぶ人は、そう多くないと言うのが分かっているので、IoTに全振りがそもそもダメではないかと。また、USBやHDMIが欠けているので、実機のリプレイスとしての提案も弱く、おまけに現状ROMイメージもしくは実ROMを利用する方法が、オフィシャルとしては手段がないのも発展途上的状況と言わざるを得ない。その上、ファームのアップデートもやるとは聞いているが公開場所も含めて不透明すぎるのも、今一つ盛り上がってきていない点ではないかと。この辺は、ZUIKIのようにユーザー向けのサイトを用意すれば良いのでしょうが、そう言った動きが見られないのは残念なところ。そう言うのに加えて、CAMPFIREで実施した初回のクラウドファンディングでやっていたセンサー類が未だ未配送となると、興味はあっても二の足を踏んでしまうのは当然の結果かと。

 

個人的にバリエーションとしては面白いが、まずは MSX0Stackをもう少し完成度を高め、遅延しているセンサー類などを片付けてからの方が良かったのではないかと思うが、どうやら月末から再度やるようなことを X で公表している様子。自分、もう一度出資するかと言われると、共立でベースとなるM5Stack Cardputerキットの実物を見てしまったのもあり、またMSX0Stackを確保してしまったのも考えると、A2よりB2でM5Stack CoreS3ベースを押さえる方が良さそうな気がしている。まあ、その場合、StickC Plus2やAtomS3が不要になることを考えると、A2の方が良いのかと言う気持ちも出てくるのが悩ましいところ。ひとまず、再度実施の場合、少し様子見ですね。