なまら!
毎度です。デザイナーのHIROです。
今日も、朝からあいにくの雨。
しかし、12時くらいには一瞬晴れて、昼休みの自分は「なまらきむちいいぃ~!」
雨が上がり、ほんの一瞬の晴れた時間。得した気分です。
で、「なまら、なんまら」は、北海道の方言。標準語では、「とても、かなり」の意。
この方言のルーツって何だろ??
これが、できたには必ず原因があるはずですよね。
実は、「なまら」
比較的新しくできた表現(新方言)で、年配の人はあまり使わない。
女性が使うのを嫌う人もいる。
主に道央、旭川、富良野などの内陸部で使われ、稚内周辺では同意語で「べろ」、函館周辺では「がっつ・がっつり・ばっこり」というものがある。
なんまらは強調表現。
元々のルーツは「新潟弁」であるが北海道とは逆で、年配の人が使い、若年層では殆ど使われない。
言語学者の説明によると、
「なまら」は「なまったら」の変化形で、専ら北海道地方で使われています。昭和39年から41年にかけて少しずつ変化しました。
「なまったら」の語源は、北海道地方の食糧事情と深い関係があります。
食糧王国とか漁獲高日本一と言われた北海道ですが、現在ほど食品の流通機構が整備されていなかった昭和30年以前は最大の動物性蛋白質の供給源は魚でした。
その魚の中でも最も廉価で庶民の食卓を賑わすのは「鱈」が中心でした。しかしその頃は魚の保存技術が低いため、旬以外の時に生の鱈を食べることができませんでした。
そこで考え出されたのが「棒だら」と言われる干物です。庶民はその干物を水で戻して調理していました。
すなわち「生のタラ」を目にする事は殆ど有りませんでした。
そこで「すごいもの」→「すごい」と言う意味で「なまったら」を使い始めました。
めったに食べられないすごいもの=生のたら
↓
すごいもの=なまったら
↓
すごい、すごく=なまら
だそうです。
それにしてもこの「なまら」という言葉、語感がいかにも男臭いですよね。
そしてからに、ちょっとお下品。
でありますので、地元北海道でも使うのはもっぱら男性たちに限られておりました。
女性が使うとすれば、ちょっとヤンキーの入った茶髪の女子高校生くらい。
ちなみに、自分の嫁は使いません。
あと、自分は、十勝地方にも住んでいた時期もあったんですが、この辺では「わや!(とても、かなりの意)」
という方言を使います。
札幌の地下街あたりで時折耳にする、「○○ちゃん、なまら~」なんて女の子同士の待ち合わせの挨拶などは、なぜかなまら微笑ましく思えたりして。
少々お下品な方言でも、使い方とみたくれによっては、こんなにチャーミングな言葉に変身してしまうものなんですね。
「なんまら!かっこいい~!」って服を表現するのが、自分らの仕事なんですが、
我々の服のファンの皆様にわれわれの表現する「なまら、なんまら」届いてるでしょうか?
