さすらいのsoul | Vancouver's Rain

さすらいのsoul

お天気が優れない今日このごろのバンクーバー。
夏が完全に終わりを告げ、錆びるほど雨を浴びる季節へと移り変わろうとしています。

そんな中、UBCのキャンパス内も、学期の始まりと比べて一段と落ち着いた雰囲気になってきた気がします。

泣いても笑っても、来週から中間試験。
起きては食べ、食べては読書、読んでは食べ、食べては寝る、寝ては課題・・という気だるい生活が続く。

それでも限りなく積もる読み物。

それと平行して積もるお腹のおにく。

ああ、お外で風の子にならなければいけないと思う。



そんなどんよりした日々の中、わたしは親と定期的に電話で話すのですよ。

こっちのフラストレーションもなんのその、

向こう(チャイナ)は今、建国記念のお祭り気分なわけです。ピーヒャラなの。


チャイニーズは、平均して愛国心が強い。

こういう記念日は親類みんなで毎年集まらなければいけないのです。

団欒に顔を出さない者は、勘当されたも同然なのです。

むしろ、勘当されてから団欒したいのです。

長年の日本暮らしで、愛国心などたいして持ち合わせていないddでも、この時期チャイナにいれば祖父母、叔父、叔母、伯父、伯母、従兄弟と、訪問して挨拶することになるのです。


もうね、ぶっちゃけ中国人の習慣、文化ってものはとうに忘れ去ってるってウワサなんです。

むしろ、ddなんかとうに中国人ではなくなっているという流言・デマも流れる時代なんです。

そんなわたしは、もちろん日本人というわけでもない。

だって、パスポートだって「旅券」だし、中華人民共和国の五つ星刻まれてるんです。

星五つですよ。プライドを押し売りされている勢いです。

それにおうちでだって、日本語で話しかけられてないわけで。



そういうわけなので、

どこにも属さないアイデンティティーと自分では嘘ぶいているんですけどね。

だからいつの間にか思いのほか冷めた人間になってるとか、

要するに思いのほか変人だとか思われているみたいで。


そんなわたしは今、猛烈におばあちゃんの水ぎょうざが食べたい。

確かなことはこの感情のみなわけです。

あとは風に身を委ねていくところにいくのです。



詩的にそんなことを思い巡らしつつ、


今日も、そういった意味でなかなか居心地のいいUBCに漂う。