これからの人生でリアルに生き残る術を習得したので、忘れないように日記を付けたいと思います。

今の職はヘリコプターで船に乗船する事が多く、顧客の要請で、ヘリが緊急着水したり、船から緊急脱出する世界基準の訓練を受けた証明書が無いと乗船出来ないらしく、下記の様なハードな訓練を受けて来ました。

また、火災別に一通りの消火器の使用やガスマスク、防火スーツのフル装備で停電、煙幕状態を想定して、目隠ししたままの避難とかも訓練。



Bosiet Offshore Survival Training

Free Fall Life boat

Lifeboat Test



下記、自分用メモ

水中に待機しているときは無闇に動かず、体温低下を極力防ぐ。
直腸温度が2~3度低下しただけで、低体温症の症状が出るが、それまでは1時間前後を要する。

心配マッサージの目的は、心臓を手動ポンプ代わりにして、脳内の血流を保つこと。
心臓マッサージ時の脳の血流量は正常時の30%程度。

救命艇は物凄く揺れるので常人はまず間違いなく船酔いする。
救命艇内には酔い止め薬が常備されているので、飲むこと。
船酔いの嘔吐は脱水症状の原因ともなり、生存確率を下げる。

漂流した場合は、最初の数日は水のみの摂取とする。
非常食のたんぱく質を摂取すると、分解の際により水を摂取することになる。
非常食はまず、2/3程度を漂流者たちで分配し、残りの1/3は最初の非常食が尽きたとき用にとって置く。



180°ひっくり返って沈没していくヘリから、呼吸補助器具無しで、窓を外して機外へ出る訓練とか、水が鼻に入って、痛くなったときはスイマー時代のバッサロースタートの練習を思い出しました笑

久々のプールの塩素の香りが懐かしかったです。



まあ、しかし、実際の緊急事態では誰だってパニクるでしょうね。
訓練したことで、テンパり度合いが下がれば幸いです。