2006年の注目はハリーポッターの最新刊が5月17日に発売すること。毎年のことだけど、ハリーポッターの最新刊が出る年はファンタジーブームが起こる。しかし、これまでそれがことごとく不発に終わっている。ハリーポッターだけではもはやブームにはならない。今年こそは正真正銘の大人から子どもまでみんなが喜ぶファンタジーブームが起こることを期待している。


今年は「ナルニア国物語」「ゲド戦記」の映画化などが決まっている。期待が持てるラインナップだ。ここにあとディズニーと宮崎駿も加わってもらえれば、おそらくブームが成立する。書店発でブームが起きることが書店にとってなによりもありがたい。毎年のようになんらかの小ブームは起こってはいるが、まだまだ業界の回復までの波にはなっていない。


今年は、ファンタジーの魔法の力を借りて、書店に奇蹟がおこることを願っている。