今は全く別のシリーズを読んでいるのだが、「福猫屋」シリーズを読み始めたころ書きかけて、そのまま放置状態でいてしまったのが今回の覚書
思い出し思い出しのため覚書にもなってないかも(汗)
もしかしたらネタバレになるかもしれないので、嫌な方は読まないで置いてください
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昨年後半から江戸長編シリーズものにはまり3つめのシリーズもの読み終えた。
前回も書いた『あきない世傳 金と銀』本編文庫13巻 と特別編としたスピンオフ的なものや後日談的なものが短編集的に上下巻になって全部で15冊という長いシリーズだったが、私にはとても読みやすくどんどん読めた。
主人公の商才に驚いたり、裏切りに悲しんでもそこからの巻き返しにスカッとしたり。ひどい裏切りをした者の顛末が特別編に書かれててそれもなかなかよかった。
だれの気持ちも納得できるような書き方でナルホドと思えたり。
それでももちろん「イヤ」とか「許せない」ともうことはあって、それは好みの問題もあるので仕方ないのだけど、ひどい裏切りをした者の裏切りは「許せない」と思ったけど、最後の特別編ではその気持ちにはなるほどと理解したような気がする。裏切りは許せないけど彼の人の気持ちからすれば仕方なかったんだな、と。
逆に本編で主人公は正当・しごくまっとう、まっすぐな性格で清廉潔白この上ない
良い人で嫌う隙もない気もするのだが、それを疎ましく思う人がいるのも世の常。
彼女の何もかも私は嫌いではなかったが、最後彼女の幸せをよかったと思いつつもどうしても私には「なんだかイヤ」な気持ちが残るのだった。
それはきっと最後そうなるだろうと途中から予測できた展開だったのだが、「良い人」と「良い人」が縁あって一緒になるのはほほえましくも素敵なことなのに、どうしてもそこだけ気持ち*るかったのはなぜだろう…もう、この一点だけ自分にがっかりするような気さえしたのだ。
さらに別のシリーズも読み終えた。
このシリーズは3巻でしかも1冊が薄いのであっという間(1週間弱)で読み終える。
『福猫屋』シリーズ…江戸時代の保護猫カフェ捕物帳的な?
これは今後も続刊となるのかわからないがまだ色々展開に期待できそうな気もするし、もういいかなって気もする。
もう一冊、子供の姿の死神が出てきて、妖怪学校の生徒だという妖怪見習いの二人も出てきて、ファンタジーな江戸時代ものもなかなか面白かったのだけど、こちらはタイトルを忘れました(汗)
読んでだいぶたつのでイメージしか覚えていないけど、暗すぎず、人情味ある、江戸時代もの1冊完結…たぶんシリーズではなかったと思う。
さて、時代物を読むと古き江戸の日本の日常とか伝統みたいなのが垣間見えたようで、現代には引き継がれていないことやら何となく残っていることなど見え隠れて、ああ残したいなと思ったりした。
季節のお祝い事だったり、節気の大事さだったり、いわゆる暦(こよみ)の使い方が今より生活に根差しているなあ、と。
場所が違うと耳なじまない言葉だったりもするけど、同じような行事が違う呼び名で実は昔聞いたことがあったとか、物を大事にする気持ちとか綺麗なものを見て心和むこととか、今も変わらないはずなのにおろそかになっている、とか。
日本の良き風習が風化しつつある気がして、(と言うか色々自分が知らな過ぎて)なんだか情けないとか、悲しい気もしてくる。
再見