本日は前回に引き続き、体型別コーデなのですが、

デザインを考えるにあたって、

もっと詳しい解説がありましたので、

見やすく表にまとめてみました。

 

そういえば…

一人ひとりに合わせた庶民的な服を

作り続けてきた人…って…

そんな貴重な方は現代におられるのでしょうか?汗うさぎ

破れそうでめくるのに気を遣うような古本から…

後半部分に掲載させていただいています。

是非、ご覧ください🙇ビックリマーク

 

ところで…

皆さんもすでに感じられておられるかもしれませんが、

私は、以前、fashionの転換期が

そろそろ来そうだと思ったことがあります。

何故かというと…

あるネット記事をみたことニコニコ

 

白人で鼻が高く

日本人からみるとあこがれの対象のフェイスを持った若い男性が

東洋風になりたくて、わざわざ鼻を低く整形してしまったというのです爆笑

 

足の長い西洋の体形を基本に作り出された服ビックリマーク

そこから流行を作り出したとて、実用的でないものは残らず、

めぐりめぐって、隠れていたものも、平等にやってくるバレエ晴れ

そんな風に思ってしまうのですほっこり音譜

 

 

  私たちはそれぞれ違った個性を持っています

 

 

 

■ドレメ式教科書の中から、新しく、新鮮に感じる部分をまとめてみましたニコ

 

個性を生かす(欠点を隠し、長所を生かす)

スタイルの選び方、デザインの仕方

 

🌸体型的な特徴などのほかにも、

 

・表情、性質、境遇などからくる違い

・また、人に接した時に相手に与える感じの違い

 

などからも、いかにもその人らしい感じが現れるものです。

 

🌸では、どのようなデザインをしたらよいのか?

 

・その人の特徴、つまり一番美しい点、一番良い点を、デザインの中に強調して、その一点に目を引くように、他の自信のない部分は、目立たせないような工夫をしたものを選ぶのがよいわけです。

 

🌸例えば…

 

太っている人が洋装に向かないわけでなく、

・太っている人=堂々としているという感じを強調する

 

そして…

・少しやぼったい感じの人=誠実そうな感じ

・淋しい感じの人=理知的である

・美人でなくても愛嬌のある感じの人

 

体型的な現れだけでなく、内面的な精神的な現れまでが、その人の個人的な表情として現れるものですから、その特徴をとらえることが大切なのです。

それには、普段から自分の体の特徴と、欠点を十分に知っておくことが肝心です。

 

↑前回と同じですが、見てない方もおられると思うので掲載させていただきました。

 

■ドレメ式教科書の中から、本日は「太り過ぎの人・痩せすぎの人」についてのまとめてみました

 

個性を生かす(欠点を隠し、長所を生かす)

スタイルの選び方、デザインの仕方

 

※注意 クラシックなスタイル全盛の時代による見解ということを踏まえてみていただければ幸いです。

 

 

太りすぎ人

痩せすぎの人

寸法

 

・身頃

 

・スカート

・適当なゆるみはが必要だが、だぶつく程のゆるみも良くない

 

※程よいゆるみを持たせ均整のとれた服をつくる事が大切

(これはどんな場合にも必要なこと)

 

・スカート丈→長めが良い

コート丈→比較的長め、フレア少な目が良い

・適当なゆるみが必要だが、ありすぎても中身と比較されてかえって瘦せすぎとわかることがある

 

 

・スカート→裾巾をせまくしないようにし、適当にゆとりをもたす

 

 

デザイン

 

・衿

 

・身頃

 

・スカート

・衿→長めのデザイン(縦に)が効果的・ハイネックやバンドカラーは避ける

 

・身頃→縦ストライプ(線の間隔が広いのは良くない)やドレープで縦に線を表しているものが良い。横ストライプは太のを強調してしまう

 

・スカート→ヒップが大きい人は、腰に角ばった線や、目立つ切り替えなど作らない方が無難

・身頃→

体の巾を出すようなデザインはさける

背にドレープをして丸みを持たすシルエットや、

胸にギャザーやタック、口を緩めたポケットを付けたりして瘦せすぎを目立たせない

 

・スカート→

全体にプリーツのスカートや、部分的に腰にゆるみを持たせるスカートも良い

強い縦の切り替えや前立て(上から裾まで)にボタンを並べたようなデザインは合わない

 

痩せて背の高すぎる人→横に切り替えを入れ巾に目を引くようにする

痩せて小柄な人→強い切り替えは避け、あっさりとしてデザインにし、ギャザーやポケットなどの技巧でふくよかに見せる

生地

 

・厚み

 

・柄

 

・色

・薄く透けるものはさける

 

・固い生地・厚すぎる生地は避ける

 

・ぼてっと重たそうに見える記事は避ける

 

・模様は大きすぎない、光沢のない生地が良い

 

・渋い色→小柄に見える

 淡い色→大きく見える

(同じ淡い色でも派手過ぎない色が無難。ただし、イブニングドレスなどは着丈を長くするので淡い色を使っても差し支えない場合もある)

・薄く透けるものや固い生地はさける

 

・ほどよいボリュームと腰があって、しかも固すぎない生地を選ぶ

 

・貧弱な感じの生地は、かえって痩すぎに見せてしまう

 

・地味すぎる色や柄も痩せた人には似合わない

 

 

 

 

  「服はだれでもつくることが出来る」

 

暖をとれればそれは服
 
けれど、ある一定レベルから見た場合
「私はどんな服でも作れます!」という人は存在しない。
 
服作りはとても奥が深いもの…
 
自分が経験したもの、それが自分の作ることが出来る服になってくるのだと思います。
 
現代に服作りの達人は数多くおられるでしょう。
とはいっても、既製服が主流の時代。
 
庶民一人一人の個性を生かしたお仕立ての服づくりが、本当の意味でできる人はおられるかどうか…?アセアセ
 
その時代に生きた方々の残された書物は、読めば読むほどに、とても貴重なものであると感じています🙇花
 
体型別の講義はまだまだ続いています。
次回をお楽しみに照れ音譜