こんにちは
今年も残りあとわずかとなってしまいました
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
『昭和の雑誌・ジュニアスタイル』
中味をよ~く見てみると、
色々な発見があります
こう、何というか…
DNAをくすぐられるような
「チヨットチョットとあんたたちねー」
ってご先祖様たちから、
背中を叩かれているような
そんな感じがしてきます
なので、これからの分は、
さらに数回に分けてお伝えすることにしました🙇
お正月・ティーンの髪形はサザエさん
70s昭和の大人が考える手厳しいティーンへのマナー講座
70s昭和の体型別コーディネート
と、ご用意しているのですが
今回は、「お正月・ティーンの髪形はサザエさん」です。
60s・70s~
デザインを考えるうえで
本来、基盤となるべきだった
大切な部分…
最初にはあったんだけれど
忘れ去られてしまっている部分
その入り口の扉を
開くことができたらと思います。
流行流行と常にあたえつづけられ
自分で考える回路を喪失していた。
それをとり戻すための…
そのためのレッスンが始まった
そのような気持ちをもって古本を読み
ブログを書き進めています
お正月!ティーンの髪形はサザエさん
ファッションブログ
と題してはじめてみたものの
知らず知らずのうちに
結局は、2021年に始めた
noteの続き編のようになっています
今回のテーマと関連性がある記事はこちら…
◍ノートで参考にした本が1964年発行
◍ジュニアスタイルが1977年発行
急速に洋風文化へと
移り変わっている時代ですが、
「お正月となると、現役きもの世代が
ファッションリーダー?!」
そんなイメージの60s白黒写真が続きます
ここでは写真のみを見ていただいて、
文章の方は最後に、
読みやすい大きさでご紹介します。
サザエさんの髪形というのにも
深い意味があった!?…
↑こちらが、1964年発行の雑誌 「きもので迎えるお正月の髪」
こちらが、1977年発行の雑誌「クリスマス・お正月のヘアスタイル」
西洋の文化を取り入れつつも、
きものに合うような工夫
パーマネントにもてあそばれている日本人
なかなかまとめるのに時間がかかりそうですよね
これをデフォルメしたのが
サザエさんのヘアスタイルというわけなのでしょう
日本人の顔立ちと、きものに似合う髪形とは
私はコロナ以降、美容室に行かなくてすむように
めずらしく、髪を伸ばし始めました。
その時気がついたのです。
私は若干面長です
前髪は下ろさないので、
どうやってもバランスがよくありません。
なんだか男みたいになるというか…
髪が短い時は
横に広がってうまくいていたのですが…。
だからこのお団子タイプで3方向の
このヘアスタイルにしたら
バランスがとれるのだろうなというのを
身をもって感じるのです
それに決して派手ではない静かな顔立ちです。
世の中変わって、こういう古典的なものが
はやらないかな?とか、
だれか今の時代にあう応用編を考えてくれないだろうか
などと思ってしまいます
3つの大きな起状ほしいです
この方の場合、
個性の強い(ゴージャス系)のお顔立ちなので、
髪形も少し派手目が合うとのこと。
服がきものなので、
落ち着いた感じにきゅっとまとめて(結って)
あるわけですね。
まとめますと
きものだと落ち着きのあるまとまりが大切…
一般的に、日本人の顔は、
3つの大きな起状があったほうが
バランスがとれてより美しくみえるということ
要するに…
一人一人の個性から始まるということ
その後で、
デザインは決まっていくということ
現代のfashionの構造
全否定はしないものの…
流行が先だったら、
困っちゃいますよね