異常者

 

俺は世間的に言えば、ちょっとだけ異常者かもしれない。

髪の毛は緑色だし

気が向けばおでこに「性」とか平気で書くし。

 

日常生活では

信じられないくらい記憶力も超絶危ういし

地図も読めない、電車も乗り換えられない

大抵はアプリが解決してくれる。

そういえば

時折うんこも漏らしたりするなぁ。

 

(トイレに落ちていたw)

 

半端ない人間力。人間が溢れている。

人間味 -にんげんみ-

時代や生まれる地域が違えば

即死レベルかもしれない。

文明、ありがとう。

 

「異常者」とか「狂ってる」とか「キチガイ」とか

言われると、にやけます。(本人はそう思ってないですYO!!)

本当に、異常者でも、障害者でも健常者でもなんでもイイよ。

勝手に外の人間が呼びたいように呼んでるだけで。

俺は俺だ。それだけ。

 

逆に苦手な日本語がある

押し付けられるような

「普通」

俺が最も苦手な言葉だ。

 

「それ普通でしょ?」

「普通に考えればわかるでしょ?」

「普通はさぁ・・・・」

 

何言ってるんだ。

世界が違うんだよ。

俺と君が生きている世界、生きてきた世界は

まったく別なんだ。

 

君は「普通」か

大多数。大多数。大多数。

世間の代表か。常識人か。

なんだ日本人代表か。

どれだ。

それは正義か。絶対的に正しいのか。

どうなってるんだ。

 

幻想だ。

 

君の言わんとする事は文脈で、理解する事はできるよ。

でも、その「普通」とやらをあえて入れる必要はあるかな。

 

 

「普通」じゃなくて

「俺の考え」とか

「社会のルール」とかね。

そもそも、そんな言葉を入れる必要はないんだよ。

通じるんだ。

それを入れないほうが、よっぽどスッと入ってくる。

 

君に俺の考えてる普通がわかるか?

全然違うんだよ。

見えてる世界が全然違うんだよ。

どっちも正しくて、どっちも間違っている。

 

2019年11月24日

場所は渋谷、道玄坂にあるVISION

SOCiAL FUNK!2019

 

俺の「普通」はそこにあった。

普通に最高な空間が、広がっていた。

 

誰が何者か全然わかんないのよw

スターウォーズの世界観。

 

車椅子、爆音、呼吸器、アル中

ラップ、可能性、補聴器、発達

ドリフト、失禁、生死、ドキドキ

認知症、ロックンロール、ワクワク

難病、友達、酒、他人、体調不良

無関心、泥酔、民族楽器、狂気

手話、暗闇、おしゃれ、本気

外人、適当、仲間、笑顔、世界

 

(あっこゴリラにサインもらった。感動!!)

 

ただ、各々が勝手に楽しむ。

否定も肯定もしない。

誰も肯定しないんだけど

「存在しているだけでイイ」という空間が

肯定そのものだ。

そこにいて、楽しむだけ。

友人と爆音で音楽を聴いて酒を飲む

車椅子だろうが、難病だろうが他人だから関係ない。

お互いに、そこに存在しているだけ。

 

 

でも、お互い困ってたら

ちょこっと助けたらイイんじゃない。

それくらいでイイんじゃない。

 

俺も、困ってたら助けてもらいたいから

助けるよ。

 

あっこゴリラは

「みんな超普通」と叫んだ。

ブッダブランドは

「普通がなんだか気付けよ人間」

とラップした。

 

(超絶カッコよかったなー💞)

 

それは世間で言われている普通のw「普通」

とは真逆の「普通」だと解釈した。

 

「普通」なんてモノはなくって

一人一人が「普通」なんだって。

 

世間で言われている「普通」は時代や場所で全然変わる。

ふんわりした空気感。

時にそれは重苦しくのしかかってくる。

 

でも大丈夫だよ。

そんな言葉、意味ないから。

幻想だ。

それを振りかざして何かを押し付けてくる人間は

傲慢だと思うなぁ。

 

 

(大学卒業式のD.D)

 

普通に縛られず、自分で生きていこう。

胸を張って。

普通なんて、ほんとに大した事ないから。