4月に海士町を出てからのことは
はっきりと決めていた。
千葉県の柏駅周辺に引越し
旅に出てエネルギー満タンにする。
その後は柏の街で食べ歩きをして
一番気に入った焼き鳥屋で働こうと。
（飛び跳ねるくらいの漲るパワー）
インド、北海道、岡山、大阪、
三重、名古屋、夷隅、館山を旅して
（来月は沖縄行くぜ）
パンパンに満たされた
（インド心底楽しかった。ひたすらボラれたけどw 写真はネーパールだしwl）
（タージマハル 間違いない。）
柏の焼き鳥を、食べ歩いた
味だけじゃない
店の佇まい
接客
お客さんの笑顔
チームワーク
業務展開
をチェックした。
そして辿り着いた
古民家を改修していて
雰囲気抜群
炭火でしっかり焼いていて
スタッフはダラけていない
声も出て、笑顔も良い
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'ステキだ'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
一本目の串
「賞味期限59秒の生つくね」
意味がわからない
焼き鳥が載っている台にセットされた
砂時計を逆さにされる
「え？何すかコレ？」
「つくねに豚の網脂をまいてます！
時間が経つと固くなって味が落ちますので、
さぁ！」
なんという！強制力w
熱々のつくねを食べる。
ハンパない。
ハンパない旨さ。
なるほど。
本気だ。
焼き鳥って、大体うまいじゃない。
たまに冷えた焼き鳥出す店があるけど
それ以外、焼きたて出されたら
まー、美味しい。
でもココのつくねとレバーは
驚くレベルで旨い。
５本の串を食べ満足
お会計を頼むと
小さなエスプレッソ用のカップが出てきた
締めにコーヒー？
宇宙にぶっ飛ぶ
まじか
これにシジミ汁！？
イっちゃってる、イノーマル
である。
お会計を済ませ店を出ると
スタッフが外までお見送りをしてくれた
すごっ！
庶民的なお店なのにサービスの質は高い。
教育されてる〜〜
「ここマジで美味しいですね。
バイトとか募集してますか？」
「先日バイトを大量に雇いまして、
募集してないんですよ」
「そうなんすね・・。
俺焼き鳥屋で起業するんで、
旨いところで働きたくて」
「ちょっと店長に聞いてきます！」
店内に戻り、小走りで再度ボクのところへ
「店長、やる気ある人は興味あるらしいです」
と名刺をくれた。
その後、友達も連れ
３度ほど通った。
いつ行っても良い感じで、当たり前にうまい。
「ここしかない！！」
そう思い、頂いた店長の名刺に書いてあったアドレスに
長文メールを送った
あれは7月の末。治験中だったな。
治験、辛かったなww
（治験、良い勉強になりました！）
数日後、店長から返信があった。
「返信遅れまして申し訳ございません。
石垣島に行っておりまして、、、
小野木さん、いつもありがとうございます。
お話したいことはたくさんありますので是非お時間合わせて頂きたいです。」
お！面接してもらえる！
ラッキー！
面接の日程を調整して
人生初の行きつけの店になった
「か志わ熟成鶏十八番」へ
求められてもいないのに
緑の髪の毛の写真を
履歴書に貼り付け提出
青い髪の毛で離婚したての３７歳（借金あり）
（履歴書に貼ってみた）
（面接時はこんな色だった気がする）
志望動機を伝え
逆にボクからは店長の夢を聞かせていただいた。
おぉ。
壮大だ。だけど、きっと出来るんじゃないか
そう思わせてくれる
とてもいい男、ってか「漢」だとおもった。
そして店長はおもむろに
「ちょっと相談があるんですけど、うちで社員やりませんか？」
？？？
そういえば
雇用形態のことなど、何も考えていなかった。
うまい焼き鳥のことが学べれば
何でもよかったから。
「マジですか？髪の色こんなんですけど
いいですか？」
店長から素敵な回答をいただきました。
「変わった髪の毛の色の人が
いい接客やってたほうが面白いですよね！」
いいね！
そういうことだよね！！
「9月まで遊ぶ予定が沢山入ってるので
それが終わってからでいいですかw？」
「２年以内に辞めますが大丈夫ですか？」
色々わがままを言ったが
受け入れてくれた。
ということで、
まさかの焼き鳥屋さんに再就職しました！
柏にある
最強の焼き鳥屋
「か志わ 熟成鶏十八番」
焼き鳥で世界を、いい感じにしていきます！
食べに来てね！
全力でドリンク入れてます！
日々勉強。楽しい〜〜🐓
受け入れて頂いた恩を忘れずに
全力で働きます！！