今回は、工学の定義から見える企業の国際競争力低下について、コラム風に書いてみます。
工学とは次のように定義されているようです。
『工学とは、数学と自然科学を基礎とし、ときには人文科学、社会科学の知見を用いて、公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や快適な環境を構築することを目的とする学問である。工学はその目的を達成するために、新知識を求め、統合し、応用するばかりでなく、対象の広がりに応じてその領域を拡大し、周辺分野の学問と連携を保ちながら発展する。また、工学は地球規模の人間の福祉に対する寄与によってその価値が判断される』
ん~、難しいです
私個人では、『工学とは3力学を基礎とする学問』だと思っています。
私が指し示す3力学とは、次の3つです。
熱力学(Thermodynamics)
流体力学(Fluid
dynamics)
材料力学( Strength of Materials)
機械工学科 → 3力学を基礎とし機械に関する専門性を上げる
電気工学科 → 3力学を基礎とし電気に関する専門性を上げる
化学工学科 → 3力学を基礎とし化学に関する専門性を上げる
ここ最近、工学部出身でありながら3力学をマスターしていない人が多くいます。
これでは、エンジニアとして活躍することはできません。
人事担当者は、3力学をマスターしている人材を集めるために、極力「○○工学科」という学科の人を採用するとよいでしょう。
ただし、上に書かれた工学の定義を見る限り、「○○工学科」でも3力学を学ばない可能性はありますね。
企業の国際競争力低下の原因はこのあたいにあるのでは、と思っています。