オトガイ形成術「T字・Y字・V字・I字骨切り術」

こんにちは！

本日は

オトガイ形成術である

「T字・Y字・V字・I字骨切り術」に
ついて簡単にお話したいと思います

オトガイ形成術は人によって
T字・Y字・V字(ㅅ字)・I字など
様々な手術方式のうち、
個人に最も適した術式で進めなければならないため、
必ず手術前に正確な診断を受けなければなりません。

では、
それぞれの手術法について簡単に説明します

1. T字骨切り術

Vラインを作るために、
上記のように顎先をT字に切った後、
真ん中の骨を切り抜き、
顎のラインを細くする方法で、
U字っぽい顎をVラインにしたい場合に適した手術法です。

イメージに見える青い部分が取り除かれ、
全体的に顎の長さが短くて狭くなる効果があります。

2. Y字骨切り術

これもY字型に骨を切るということから付けられた名前です。

多くの病院で行われる手術技法ですが、
神経の位置によっては、
深いY字に切ることもできますし、
広いY字に切ることもできます。

T字より神経を避けて、
より深く削ることができるため、
もっとドラマチックなVラインになれるという長所があります。

しゃくれ顎のような長い顎や角張った顎を
改善する場合に適した手術法です。

3. V字骨切り術(ㅅ字骨切り術)

V字をひっくり返した形に切るということで、
V字あるいはㅅ字骨切り術と呼ばれる手術方式です。

上記のイメージようにV字に切った後、
そのまま下顎と上顎を固定する方法で、
顎の長さは効果的に減らすことができるが、
Vラインに作るには難しいように見えますよね？

そのため、この術式を単独で行われるというよりは、
他の手術とともに行われる場合が多いです。

単独で行う場合は、
主に顎先は細いけど長さがお悩みの方に適した手術法です。

4. I字骨切り術

他の手術技法がすべてアルファベットであるため、
これもアルファベットIで記載していますが、
普通、1字骨切り術でよく言われます。

この1字骨切り術は、
V字のように顎の長さを縮めるのに主に使われる手術法です。

長い顎やシャクレ顎なのに、
目立たないように長さだけを短縮したい場合に適した手術法です。

以上
T字からI字まで様々なオトガイ形成術について簡単に説明しました。

神経が通る部位であるだけに、
非常に繊細な技術と正確な診断が必要な手術であるため、
手術を計画中でしたら
何より執刀医の経歴と専門性・症例をチェックして
十分なカウンセリングを行ってから
慎重に病院選びができればと思います。