Nr.020 : デスクライト(Dresden) | DDRデザイン(旧東ドイツの日用品)

DDRデザイン(旧東ドイツの日用品)

旧東ドイツのプロダクトデザイン、生活雑貨から当時の暮らしを垣間見る。

DDR時代、ランプデザインに携わったKlaus Musinowskiによる70年代のデスクライト。
機能重視とも言えるこのライトは、スチールパイプの中に電線を通すことで、ケーブルを隠してあり、そのスチールを前後に動かし、光の角度を変えることが可能。
また、傘は一つのネジのみで留められていて、このネジを緩めることで傘の角度も変えることができる。
傘の構造はとてもシンプルで簡単に分解でき、ランプに近い部分は切り込みを入れた熱に強いアルミニウムのプレートが挟んであり、機能からデザインの流れが違和感なく存在している。
時代的な重なりもあるのだろうが、どこかJoe Colomboのデザインを感じさせる。

DDRプロダクト(旧東ドイツの日用品)-Nr.020 : デスクライト(Dresden)

DDRプロダクト(旧東ドイツの日用品)-Nr.020 : デスクライト(Dresden)