2ヶ月程前の事ですが。
いらっしゃいませナターシャ。
大好きなナターシャの待望の単独作品なので無論とっても楽しみでしたが、
冒頭の子供時代で一気に惹き込まれ、震えました。
先ず、車の中でイレーナが「聴きたい」とせがむのが『American pie』。
そしてイントロダクションの『Smells Like Teen Spirit』。
…ぴっったりじゃないか…!
Smells~に関しては、
鬼才カート・コバーンの詞を、私自身正確に?理解出来ているかは分かりませんが、
そんな私なりの解釈からの感想ですが。
こんな的確な選曲をなさった方の秀逸なセンスに震えた。
以後、ずっとNIRVANA聴いてますから(←単純)。
◆
内容も勿論楽しかったです、人物描写も各々さらっとしっかり為されていて。
「家族」が、全員魅力たっぷりで好い。
「妹」は実に好きなタイプでした(笑)。
頭の回転は頗る早く、やんちゃ(←予想外でした)で生意気だが繊細。
ナターシャとのコンビネーションも素敵で
。
時にイタズラゴコロを垣間見せる「母親」も不二子ちゃんぽくて好き。
テンション高めで突っ走る「父親」は既視感がありすぎてその鬱陶しさには最早懐古心すら感じる(遠い目)。
ミッション終了後はみんな無事で本当によかった。
「帰るところ」があって、本当によかった。
ラストのお墓参りで一気に悲しくなるが、
でも継いでくれる者がいてくれるから。
観終わったあとは意外と清々しく。
NIRVANAと併せて、
今後も暫くリピートしてゆく所存。
やっぱり好きだ、ナターシャ。
益々好きだ、ナターシャ。