先週末から、
久し振りにティム・バートンの『Sweeney Todd』を観ている。

Mrs.ラヴェットの妄想シーン(By the sea)は、
映画ならではの場面展開の早さが楽しく
(舞台ではさすがにこういう訳にはいかないからな)
人気の場面だと思われるのだが、
二人の髪型も相まって
「ブラックジャックとピノコの図」に見えて仕方がない。

BJも復讐に燃える(一応)男、
メスが剃刀になっただけ的な。
俺の散髪は高いぜ。
ちぇんちぇー、
お中元にミートパイなのよさ。
それで、
今更、
本当に今更気付いたのですが、Mrs.ラヴェット。
半年前に観たレミゼムービーの宿屋女将じないか!(←遅過)

ヘレナ・ボナム=カーター。
や、銀幕業界疎いのですわたし。
レミゼ鑑賞時、
全然気付きませんでしたすみません。
加えて宿屋、マスターの方もご出演。

サシャ・バロン・コーエン。
抜群に胡散臭い扮装の割に、
妙に歌が巧いなと思ってはいたが。
レミゼムービーを一緒に観に行った時に妹から、
このコーエン氏は非常に才能豊かなコメディアンだよと聞いており、
映画の事も詳しい(少なくとも私よりは遥かに)ので、
先日彼女に、上記一連の今更発見シリーズを話したところ、
Madonna様の『MUSIC』
この脇見運転上等ドライバーも同一人物だったらしい。

アリG、お前もか!
その他にも彼には沢山の持ちキャラが存在するそうで、
写真を検索したら本当に色々出て来た(笑)。
↓これが何か素敵、上下シンメトリー。

しかし、
大人しく黙っていれば聡明そうなお顔立ちをしているのに、
↓何故こうなってしまうのか(半泣)。

私にとってはフリート街の悪魔より、
こちらの方が断然恐怖(真顔)。
なんと恐ろしい。
更にこの写真、
頭髪のヴォリュームといい肩の筋肉の感じといいサングラスといい、
私の実父にそっくりなのだが(涙)。
さすがにこんなヒゲや胸の毛皮は無いけれど。
いやだ…
何故だ…
おとうさん…
きしょくわる限界突破。
世の中って
知らなければ良かったと思うこと、
多いね(涙目)。
◆◆◆
結局既に映画の話ではなくなっておりますが。
スウィーニーは二年前のミュージカル観劇時の日記 も、
物凄く中途半端なままだった…。
何度か書き直し書き直し、
しかしやはりどうしてもカニバリズムやら何やらの話になってきてしまい行き詰まり、
そのままアップする時期を逸してしまったというストーリーがあったのですが。
舞台と映画で、
トビーのキャラクターやラストの動きが微妙に異なるのが面白いです。
あと映画では、意図的にか、
アンサンブルのコーラスが全く登場しないのですよね。
「映画」という媒体ならば、それも良いかも。
プリンシパルのアリア、デュエットに集中出来て。
ただあの不協和音ギリギリのコーラスの迫力が無いのは少々寂しい気もしますが、
その分オーケストラの音圧が増している感想。
佳いバランス。
しかしストーリー、
最終的には若い二人は放置されてますなバートン版(汗)。
結局あの二人はどうなるのだったか…
トビーの一部始終があまりに衝撃で、
私も記憶がない…(冷汗)。
宮本亜門版舞台、
市村正親さんと大竹しのぶさんコンビが本年ラストだったそうだが、
次は誰が演ってくれるのかな。
個人的な希望は何人か居るのだが(笑)。
楽しみです。