もうどう打っていいかわからんです・・・
こんな時は、ゴルフを忘れて靴磨きに限ります。

この前、靴磨きの基本について紹介しましたが、今日は鏡面磨き編です。
ちなみに前の日記はコチラ↓
「靴磨きの基本」
まずは靴磨きの基本をやります。

この状態ではしっとりと渋い感じの光沢ですが、これをツルツルのピカピカにしていきます。
革のメンテナンスとしては基本のみでOKで、これからの行程はメンテナンスというよりはお化粧といった感じです。
まずはコレ↓を使って下地を作ります。

コロンブスのブートブラックのハイシャインベースです。
本当はいきなり缶入りワックスと水で磨いても良いのですが、これで下地を作るのがオススメです。
いきなり缶入りワックスからだと、強く擦りすぎたりしてムラになったり、水を付けすぎて革がふやけてしまったり・・・と失敗すると結構悲惨です。
失敗した場合、もう一度クリーナーをしっかり掛けて靴をスッピンの状態にして一晩寝かせて靴磨きの基本からやり直し・・・最悪の場合靴を丸洗いする必要も出てきます・・・
ヘタレも何度か失敗した時ありますが、結構焦ります!!!
その点、このハイシャインベースを使うと失敗の危険性が激減します!!!
ハイシャインベースをボロ切れを使って薄く靴全体に伸ばして行きます。
この時の注意点は絶対に力を入れて磨かない事!!!
表面を撫でる様に全体に伸ばします。
そうするとすこーし曇ってきますので、そしたら水を一滴垂らしてボロ切れの同じ面でそ~っと磨きます。
水の垂らしすぎも厳禁です。
曇りが取れない時はもう一滴垂らして磨く・・・を2~3回繰り返します。
普通は水は缶の蓋なんかに少し入れて指で垂らすのですが・・・
この間東京出張の際こんなもの↓を入手しました!!!

先っぽの金属の部分を押すとシャコンと一滴水が出てきます。
靴磨きの基本で紹介した動画を初めて見たときにその存在を知ってから、あれイイな~と思っていたのですが、どこの靴屋さんで探しても見当たらない・・・
店員さんでさえ、そんな物がある事さえも知らない・・・
なのでコレがなんという名前の物なのかもわからない・・・
なのでネットで調べようがない・・・
と結構長い間探していたのですが見つけられませんでした・・・
それもそのはず・・・
先日ネットで調べてやっと判明したのですが、コレ理科実験道具らしいです!!!
商品名はハンドラップ
東急ハンズの理科実験道具コーナーに置いてありますが、福岡のハンズには置いておらず、先日の東京出張の際池袋のハンズにてやっとの事で入手でしました!
まっ・・・コレが無くても指で水を垂らせば全然事足りるんですけど・・・ようは気分の問題です。
話がそれましたが・・・
全体にハイシャインベースを薄く伸ばしたら、今度はボロ切れの綺麗な所で拭き取っていきます。
ここはしっかり磨いてOKです。
この状態だけでも結構靴は光ってきます。
その後はいよいよ鏡面磨き!!!
ハイシャインベースを使った場合、同じメーカーのハイシャインコートを使うのが普通ですが、ヘタレはコレ↓を使います。

KIWIのパレードグロス!!!
缶入りワックスの超定番!!!色々使いましたが、やっぱりコレが一番光ります!!!
コレは靴全体では無く、先っぽとお好みでカカトの硬い部分のみに塗ります。
少量であれば全体に塗ってもOKですが、コレは超上級テクで、少しでも厚く塗ると履きじわの部分でひび割れます。
ヘタレの場合、ハイシャインベースを全体に塗って(コレはひび割れません)結構良いツヤ具合なので、先っぽにしか(たま~にカカトも)塗りません。
ここからの磨く感覚としては塗り重ねていくという感じになります。
ボロ切れに結構多めにワックスを付けて、力を入れずに磨いて行きます。
磨いていくと、少し指に引っかかる感じがしてくるので、そこで水を一滴垂らして磨き・・・またワックスを付けて・・・水を垂らして・・・をお好みの鏡面具合になるまで続けます。
最初は曇ってますが、ある瞬間からピカピカになってきます!!!
この瞬間が最高に気持ち良いです( ̄▽+ ̄*)
注意点は力を入れない事と水を垂らし過ぎない事、あと重要なのはボロ切れはズット同じ部分を使って磨く事!!!
ついついワックスのついていない綺麗な部分で磨きたくなりますが、そうするとせっかく塗ったワックスが落ちゃうので鏡面になりずらいです。
後、あんまり片方だけやりすぎると、もう片方でも同じ行程が待ってますので、結構ダルくなる場合もあるので要注意です。
そして最後に・・・

ストッキングで乾拭き!!!
そうすると先っぽがこんな感じ↓にピカピカ!!!

う~ん・・・室内の照明でi phoneのカメラでは中々テカリ具合が伝わらないですね~・・・
茶靴になりますが、この前同じやり方で磨いた時の写真がコレ↓です。

先っぽが鏡みたいにツルッツルになっているのが分かりますか??
KIWIのパレードグロスはツヤ感はバッチリなんですが、色のバリエーションが黒、茶、ナチュラルと3色しかありません。
しかも茶の色が赤茶っぽくて写真の様な靴の色には合いません。
そういう時は、まずボロ切れに黒のワックスを取って、同じ面でその後茶を取って、缶の蓋の所で混ぜて色を合わせます。
その時のポイントは革より暗めの色にする事です。
しかもそんなにシビアに色を合わせなくてもOKです。
無職のナチュラルもありますが、付けすぎるとロウの成分が浮いて白くなるときがあるので、ワックスを混ぜて革の色に合わせる方法が最もオススメです。
そんなこんなで、ドライバーの不調という現実逃避がてら靴磨きに没頭したヘタレでした・・・
ゴルフの腕磨けよ・・・(。>0<。)