詩滴ーしずくNo.64ー 風が揺れて 少し短くなった髪に 触れた気がした まだ少し残る夏の足跡 感じたかった 人も疎らな海に あの日を巡らせては 遠くで見ている 笑えるだろうか 変わらずに 触れられるだろうか 変わらずに 二年前の冬から 変わってしまった日常 そして、 もうすぐ三年目になる早秋 あなたが遠い九月の始め 少しだけ夜が長くなったね 小さく呟いた言葉は 誰にも届かないね