回転焼き、とか今川焼という呼称が一般的なのかもしれないが、
そのテの饅頭のことを、
ここ西新で育った人の大半は、「蜂楽饅頭」と言うのではないかと思う。
西新へ行った際は、つい食べたくなる味の一つ。
列に並んでいる間、いくつ買おうかと考えつつ、
価格表へ目をやる。
今＜2019年5月＞の価格は、１個税込100円。
時代の変遷とともに、じわじわと値上げされてきた。
「80円だったのは、いつごろだったろうか？」
と、昔を懐かしんだりしながら、
厨房奥の壁面に貼ってある蜂楽饅頭の古びたポスターに目が止まった。
（すみません、その写真撮ってませんでした・・・）
その写真には、カットした饅頭の断面から、つやつやの黒餡が溢れていた。
そういえば、昔はもっとアンコもたっぷりだったような・・・・
少なくとも、実物とポスターとの乖離は気になったのである。
と、そこで順番がやってきたので、
イートイン用の札を貰って（買って）店内へ入り、
給茶機のお茶をすすってから、白と黒を各１個食べると、
それなりに満足感は味わえた。