黄金のスカラベ——古代エジプト文明の最も神秘的なシンボルを体現したジュエリーです。18金のボディは滑らかで力強い曲線を描き、6本の脚はリアルに再現されています。職人の技術と古代文化への深い敬意が、この一匹のスカラベに込められています。

スカラベは古代エジプトにおいて、太陽の運行、生命の循環、そして復活の力を象徴する聖なる存在でした。墓の中ではミイラの心臓の位置に置かれ、『死者の書』のお守りとして、逝者が冥界を旅し、再生を果たすための守護役を担っていました。黄金のスカラベを身につけることは、太陽神ラーの加護を得ること。現世では平安と繁栄を、来世では魂の永続を意味すると信じられていました。

このスカラベの目には、一対のラグビーのような深紅のルビーが輝きます。黄金のボディに映えるその赤い光は、まるで聖なる虫に命が宿ったかのよう。ルビーは情熱と力、そして守りの石とされ、古代エジプトでは「生命の血」と「炎」を象徴し、悪しきものから身を守る力を持つと信じられていました。

甲殻全体にはブリリアンカットのダイヤモンドが散りばめられています。ルビーの赤とダイヤの輝きが交差するたびに、星空のような煌めきを放ちます。ダイヤモンドは「永遠」と「不変」の象徴。スカラベが持つ「再生」のテーマと完璧に調和しています。

製作期間は約3か月。まず蜜蝋でスカラベの原型を彫り上げ、その後ゴールド鋳造、宝石の埋め込み、職人による手作業の研磨・ポリッシュへと進みます。一粒一粒のダイヤモンドの配置は、光の反射角度まで計算し尽くされています。

黄金のスカラベ——それは単なるジュエリーではありません。身に着けられる歴史であり、ナイルのほとりから届いた守りの祈りです。特別な記念日や、大切な人への贈り物として。