「おとうちゃんは子供のころ何になりたかったの?」と、唐突に聞くこぞう

「どうせなりたかったものなんてなれなかったんでしょ」とうすら笑い

こいつ私のタマを盗りに来てるのか…


数年前まで私は自分のなりたかった自分になっていたつもりでした

結局は結論を先延ばしにして逃げてきただけ、ここ10年ほどは会社にもたれかかって自己実現をしていた気になっていただけ

属している組織にも、やっている仕事にもプライドが乗せられない今、この言葉は鈍い刀のようにぐさりと心に刺さりました


俺、なにをやってるんだろうか


正直今の望みはひめとこぞうが不自由なく暮らせることだけ、それ以上もそれ以下も興味がありません

でも、それは自分の夢じゃないし自分の望みでもないよね

自分は子供のころ何になりたかったんだろうか、と考えました


お金持ち、は少なくともなかった

お金があったらどうするみたいなビジョンがそもそもなかった

自分の体から出てくるもの以外に価値を見出す意味が分からないのはいまも同じ

服も、車も、家も、だってそれは自分じゃないじゃない?そういうものもってるのの何が偉いの?


ああ、思い出しました

私は「モノを創る人」になりたかったんです


子供のころから不思議だったことがあります

テレビやラジオや電卓…私が子供のころのハイテク機器です…これは人間の英知が作ったものなのかな?おかしいな?だってテレビもラジオも突き詰めたところ原料って結局山から掘ってきたもの、畑で採れたものでしょ。それ、工程が増えただけでサルとそんなに変わらなくくね?と思っていました

唯一、お話だけが純粋に、人間が生産しているといえるもの…小学生の私はそんなことを考えていました

…おかしな子供なのかな、やっぱり


話がずーんと飛びます


なんだかんだで結局今やりたいこと、できることといえばお話を書くことくらいなのかな、と思いました

そういえば昔書いていた小説があるな、手直ししたら人様に見せられるようになるかな、と掘り返してみました


10年以上たってストーリーを忘れた頭で昔の自分の作品を読んでみました

面白いんですねこれがw

当たり前といえばあたりまえ、自分好みの仕掛けで書いてあるからなわけですが、ちょっと感動してしまいました


他人が読んでどう思うのか知りたくなりました

無謀にも無修正でアップしてみます

素人の文章読んでも拒否反応の出ない人、感想を聞かせてください


最初に逃げときます

文章は今以上に重たくてもたくさいです

出だしが嫌がらせのようにつまらないのも悪い癖です

あとは体力が続かないので後半文章が荒くなります

この文章に関していうと中盤以降があらすじのように早くなってます

ここは直さないといけないところ


最近ではもう書き尽くされた感がある、と言われているファンタジー、しかもど直球


これも白状しておきます

世界観は借り物です

「レーベ・デ・ドラゴン」…和訳ドラゴンの夢、というフランス製のテーブルトークRPGゲームのシステムが母体です

縁あって翻訳の仲立ちをしたのですが、今ネットを検索してもまったくヒットしないところを見ると輸入に失敗したのfでしょうね

どこまでやったら盗作になっちゃうのかわからないので、怖くて発表できなかった作品です


…とおもったらなに「アメブロ文章ファイルの添付できないの??

貼ってくのめんどくさーどうしようwwww